テニス が上達するために必要な知識として、 コート の サイズ があります。意外とそれを理解していないまま、これまでテニスを学んできた人も多いようです。
そこで今回は改めてコートのサイズを紹介し、なぜ上達に直結するのか紹介していきます。
【上達の近道】テニスコートのサイズを知っていますか?
テニスコートのサイズ
そもそもテニスコートのサイズはどのくらいなのか、知っていそうでなかなか知っている人は多くありません。プロの選手ならまだしも、テニスを習い始めたばかりの人やようやく上達し始めた人でも知らない人のほうが多いです。
テニスコートですが、まずエンドラインからネットを挟んで反対側のエンドラインまでの距離が、全長23.77メートルです。サイドラインからサイドラインまでの距離がシングルスだと8.23メートル、ダブルスだと10.97メートルあります。
そしてサーブを入れなければならないサービスボックスのサイズは、ネットからエンドラインに向かって6.4メートルです。実際に図式で示されたものもあるので、一度検索してみるといいでしょう。
テニスコートのサイズ感覚
今までテニスコートのサイズを知らなかった人がそれを知ると、意外と自分の感覚と違い、縦に長いという感想を覚えるようです。
テニスの上達のためには、この縦に長いという感覚が非常に大事です。というのも、今までは左右ばかりにボールを打ちわけていたのに加えて、「これだけ縦長なら前後を使った戦術もしてみようかな」という気持ちになるからです。
テニスにはさまざまなショットがあります。そのなかに相手の頭上を超えて後ろにボールを落とすような深い山なりのロブショットや、ネットの手前に落とすドロップショットがあります。
いずれもテニスの習いはじめのときに教わるような基本的なショットです。力強いショットやコントロール重視のショット、早いショットの他に、こういったショットを最初に習得することで、コートのサイズをより活かせるようになるためです。
コートのサイズを知ることで費用対効果が増す
テニスコートのサイズを知ることは、テニスにかける運動量、それによって導出されるパフォーマンスが、かなり効率的になります。
今まで100の運動量に対して実際のパフォーマンスは50しか出ず半分ロスしていたのに対して、テニスのコートのサイズを知れば100の運動量に対してきちっと100のパフォーマンスをすることができます。
テニスコートのサイズを知ることは、今いる地点から目的の地点までに必要な歩数が事前にわかるということです。つまり「相手側のショットに対して何歩で進めば、理想的なフォームで打ち返せるか」がわかります。
この歩数を判断できれば、最初に左右どちらの足を踏み出せば良いのかわかります。正しい踏み出しをして理想的なフォームでショットが打つことで、しっかりと相手側に返すだけではなく主導権を握ることもできるのです。
もちろん、実際に相手側のショットの角度や奥行きなどで必要な歩数や一歩目の足は変わります。それは何度も何度も練習を重ねて、感覚を身につけなければなりません。
ただその歩数を知ることによって、最小限の運動量で最大限のパフォーマンスをすることができるのです。
テニスコートのサイズを知った上でプロの試合をみる
多くのスポーツと同じで、テニスでも上手な人のプレーを見ることはとても勉強になります。フォームが綺麗な選手や、戦術が自分の目指しているものである選手など、いろいろな視点からプロのテニス選手を見ることができます。
その際に、ぜひテニスコートの視点から見てみるのもおすすめします。テニスコートのサイズを利用したショットをたくさん打っているはずです。テニスコートのサイズをしっかりと頭に入れることが、上達につながります。
まとめ
【上達の近道】テニスコートのサイズを知っていますか?
テニスコートのサイズ
テニスコートのサイズ感覚
コートのサイズを知ることで費用対効果が増す
テニスコートのサイズを知った上でプロの試合をみる