テニス プレーヤーにとって肘は選手生命に関わる大切な部位です。もし肘に痛みが生じ始めたら、しっかりとケアすることが重要になってきます。
今回は 肘 の サポーター の効果と、正しい買い方について紹介します。
サポーターの効果を知ろう【テニス肘で長く悩まないために】(前編)
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テニス肘とは?
テニス肘とは、主に肘から前腕にかけて痛みが生じる症状の総称です。一般的にラケットを使う競技選手がわずらいやすく、特にテニスプレーヤーにおきやすいことから、テニス肘と呼ばれています。
肘付近を押すと痛い、手首を動かす際に違和感があるとすれば、テニス肘の可能性があります。また肘を伸ばした状態でものを掴む、タオルやぞうきんをしぼる動作をするときに肘から腕にかけて痛みが伴うのであれば、それはテニス肘になっている証拠です。
テニス肘には主に2つ種類があります。肘の外側に生じる上腕骨外側上顆炎と、肘の内側に生じる上腕骨内側上顆炎です。テニス肘の症状に悩む人の多くは、上腕骨外側上顆炎です。
上腕骨外側上顆炎はバックハンドストロークを打つ際に痛みを感じることから、バックハンドテニス肘と呼ばれています。また上腕骨内側上顆炎は、フォアハンドで同様のことがおきることから、フォアハンドテニス肘と呼ばれています。
テニス肘の原因
肘という部位には、上腕の他に手首や指の可動を支える筋肉の先が集中しています。肘から先の身体部分の負担がかかりやすい部分です。
そのため手首を酷使した行動を取り続ける、長時間指に対して負荷をかけ続けると、それらを支えている肘付近の筋肉に小さな裂傷が積み重なり続け、慢性的な痛みに発展してしまうのです。
テニスはラケットでショットを打つ際に、ラケットと腕の角度やボールに対するガットの向きなどでコントロール力が決まるため、もともと手首に負担がかかりやすいスポーツです。
こうしたことから慢性的な肘の痛みがテニスプレーヤーにおきやすく、テニス肘と呼ばれているのです。
またそうした通常時のプレーに加えて、ラケットのスイートスポット以外でボールを捉えるという行為があると、さらに手首に負担がかかってテニス肘になる可能性が増していきます。
主に中高年のテニス愛好家がなりやすいのも、ラケットのコントロールがうまくできずにプロよりもはるかに手首を酷使しているからです。
まとめ
サポーターの効果を知ろう【テニス肘で長く悩まないために】(前編)
テニス肘とは?
テニス肘の原因