「サポーターの効果を知ろう【テニス肘で長く悩まないために】(前編)」では、テニス肘の原因についてお伝えいたしました。後編では、 テニス 肘 になった際に着用する サポーター についていくつかご紹介いたします。
サポーターの効果を知ろう【テニス肘で長く悩まないために】(後編)
後悔しないサポーターの買い方
ここでは、もしテニス肘に悩まされてサポーターの購入を検討するようになったら、どのようなサポーターがいいのか紹介していきます。まずテニス肘になった際に着用するサポーターには2種類あります。
1つ目はスリーブ型のサポーターです。肘全体全体をすっぽりと覆うような形状をしていて、関節がある程度自由に動くような設計になっています。値段の相場は3,000円程度とそれほど高くなく、カラーバリエーションも豊富です。
肘の固定力もデザインも、いわゆるスポーツ用品というよりは日常生活でも支障のないように作られているのが、このスリーブ型のサポーターです。
テニス肘ではあるがあまり痛みが伴わない人や、日常生活のほうが肘を使う機会が多い、という人にとってはおすすめのサポーターです。
スリーブ型のサポーターの購入で迷ったら「中山式産業」から出しているサポーターにするといいでしょう。お手頃な値段のわりに性能が高いものが多いです。直販店である「magico STORE(マジコストア)」から購入することができます。
2つ目はバンド型のサポーターです。テニス肘となってしまった痛みの部分に巻き付き、しっかりと固定してくれる形状をしています。スリーブ型のサポーターと同じく3,000円しない程度で購入することができます。ただ色の種類はそこまで多くなく、黒色が中心です。
このバンド型サポーターはスリーブ型のサポーターと異なり、テニスを練習したいけれどテニス肘には悩まされたくない、というテニスプレーヤーにおすすめのものとなります。
見た目からもわかるようながっちりとした固定力は衝撃吸収性能もあり、スリーブ型にはないこのサポーターのメリットです。
おすすめのバンド型サポーターのメーカーは、「ZAMST」です。各部位のサポーターを作る専門メーカーとして、他のメーカーとは一線を画すサポート性能が「ZAMST」のテニス肘用のサポーターにはあります。
またこのサポーターには着脱が簡単、蒸れにくいなどの使い勝手の良さもあり、その点もおすすめとなっています。
サポーターで安心しすぎないように
今紹介したスリーブ型のサポーターやバンド型のサポーターは、それぞれに固定力の差はありますが肘の可動部分を支えて筋肉の負担を減らすことで、テニス肘の痛みを緩和してくれます。ただしサポーターを使用する上で注意しなければいけないことがあります。
それはあくまでサポーターはテニス肘の痛みを緩和してくれるものであり、治療をするなどの根本的な解決をすぐさましてくれるわけではないからです。テニス肘の主な原因は肘への負荷ですが、その根本的な理由は肘の使いすぎにあります。
どのようなスポーツでもそうですが、筋肉に疲労が蓄積して痛みが生じるほどになったら、安静にすることがとても大切です。
テニス肘になった場合も、肘に痛みが生じた場合には無理をしてテニスをプレーするのではなく、一度練習から離れて治癒に専念するのが一番です。
しかしプレーの練習の量を減らすことはできるけれど、長い時間療養することは難しい人もいるでしょう。そういった人に限りサポーターは効果があるものです。ですのでテニス肘になってしまったけれどサポーターをつけたからもう大丈夫、というわけではありません。
テニス肘は軽度の症状の場合にはプレーの際に痛みを感じる程度ですが、症状が悪化してしまうと手首に少しの負担がかかるだけで肘に痛みが生じるようになります。
日常生活にも支障をきたす可能性もあるため、手首などのトレーニングをして予防すると同時に、痛みが生じたら病院に早めに行くことがとても大切です。
まとめ
サポーターの効果を知ろう【テニス肘で長く悩まないために】(後編)
後悔しないサポーターの買い方
サポーターで安心しすぎないように