日常生活では、いつ暴漢に襲われるというような事態になることがあるかも知れません。またさまざまな災難から身を守るためには、精神的な面でも自信になるような技を身につけることは重要です。
では 武術 での危険から自身の身を守るという術を 独学 で習得できる方法をご紹介します。
武術のなかでも護身術を独学でできるようになるには!
武術での護身の構えとは
武術の中の護身では、健康を維持するために身につけるという意味合いもあります。しかし一般的な他人からの暴力などの行為に対して対処できる方法を示してみます。
まず暴漢などに対する構えでは、両手を開いた状態の構えをして相手にやめろという意思表示をします。これもかなり勇気のいることですが、構え方を身につけることで可能です。
あまり好戦的に見える空手や柔術の身構えをすると返って相手を刺激することになりかねませんので注意してください。
相手を攻める開手の打ち方とは
武術の護身の構えから相手に立ち向かう必要が出てくることがあります。そこで攻防法を練習してみましょう。
居合の突きの技は、相手の上からの攻撃を止めるために左手を上げて受けます。そして右手であごなどを突き上げる方法で、あごをひねって打ちます。
少し難しそうですが、何度もイメ-ジして体を動かしてみましょう。相手になってくれる方がいれば、方法がわかりやすいでしょう。
次は電光打ちといって相手の脇腹をねらって攻撃します。
さらに相手の膝から上の部分を下げ打ちする方法です。連続して技を練習してもいいですが、個々にしても問題はありません。
鍛錬的に技法を習得するためには、数多く反復して練習することで反射的に技を出せるようになります。
目に対する攻撃では
女性の方でも比較的独学でマスターしやすい術としては次のようなものがあります。
空手にある方法ですが、手を開いて小指の側面で相手の両目に当てるように横打ちをします。
また合気道では、相手の両目を手のひらの甲を自分の方に向け指でスナップするようにはじくというやり方です。
相手を一瞬ですが盲目の状態にしてすきをつくり逃げるという効果があります。
ひじやひざでの技法では
力のある方はこぶしやけりの技などを中心にするのも良いのですが、非力な方はひじやひざの技を活かした方が無難です。
もし痴漢などが抱きついてきた時には、ひじ打ちの技で上下や横、後ろや斜めへとつきましょう。この方法を何度も練習すると胸筋肉が鍛えられバストアップの効果もあります。
またひざけりといってひざで蹴り上げてきびす落としで相手の足の甲を踏む方法もあります。
ひじ打ちの効果的なものでは
さらに上述した方法以外のひじ打ちとしては、相手が首を後ろからしめようとした時には、こぶしを握ってひじを脇からすべらすように後ろに突き出します。
また前から抱きつこうとする場合には、親指を自分の方に向け甲を上向きにして右か左ひじを張ってあごや脇腹などを打ちましょう。
さらに相手が押し倒そうとした時には、ひじを相手のあごにアッパーカットのように打ちます。
そして相手が屈みこむような姿勢になった時には、ひじを上から下に落とすように打ちます。
かなり練習がいりますが、何度もシュミレ-ションしながら技をマスタ-してください。
日頃から危機意識を持って武術のなかでも護身術を独学でマスタ-しておけば、いじめられた時にも心の支えとなることがあります。
そして自分に自信がつくことで強さを持てるようにもなれます。
さらに独学で護身術を身につけると生活の中で起こる危険の兆候や突発的な事態にも対応できる心構えや技を習得できます。
また護身だけでなく何度も練習することで美身にもつながりますのでぜひ挑戦してください。
まとめ
武術のなかでも護身術を独学でできるようになるには!
武術での護身の構えとは
相手を攻める開手の打ち方とは
目に対する攻撃では
ひじやひざでの技法では
ひじ打ちの効果的なものでは