卓球 プレイヤーにとってラケットはプレーに直接関わる重要な道具です。その ラケット を保護してくれる ケース も、実は上達に関わる道具ですので慎重に選びたいものです。
今回は、ラケットケースの正しい選び方とおすすめのラケットケースについてご紹介します。
ラケットケースも慎重に選ぼう!〈卓球上達への道〉(前編)
なぜラケットケースが上達に関わってくるのか
卓球プレイヤーにとって、ラケットは試合やプレースタイルに関わる非常に重要な用具です。ラケットはボールを打つ面にラバーが貼られていますが、このラバーによってボールの回転や弾み具合の調整、コントロールが可能になるのです。
ただそのラバーはゴム製でできているため、ほこりや汚れの付着などで状態が変化していきます。状態の変化でラバーの吸着力が弱まれば、ボールが滑りやすくなるのです。回転力不足が起き、今まで出てきていたはずのショットが打てなくなるばかりか、ミスにもつながります。
卓球は、両手を広げれば届きそうなくらいの幅の卓球台で相手と闘うスポーツです。その分、早く的確な展開が試合では求められます。一つのミスが試合を大きく左右することは、卓球プレイヤーであれば誰もが経験しているところでしょう。
だからこそラケットやラバーの保護はとても大切です。そしてその保護を可能にするのが、ラケットケースなのです。
卓球ラケットケースの種類『1本入り』
卓球の上達のためには、ラケットの保護が重要であり、そのためには卓球のラケットケースの準備が必要です。そのラケットケースはさまざまな種類のものがあります。それぞれの種類とともに、このラケットケースはどんな人向きかについても、合わせて紹介します。
まずは1本入りのものです。これはその名のとおり、卓球ラケットを1本だけ入れられるシンプルなケースです。やわらかい素材が使われたものが多く、値段も1,500円前後とお手頃になっています。
硬い素材でできているいわゆるハードケースは、2,000円から2,500円が相場です。
1本入りのラケットケースにはラケット全体をすっぽりと入れられるものだけではなく、他にもラケットのラバーの部分だけにかぶせるタイプもあります。こちらは1本入りのラケットケースの中でも価格が低く、1,000円前後となっています。
これからラケットを大切にしたいと考えている初心者にとっては、値段も見た目もすぐに手が出しやすいものなので非常におすすめです。またこのラケットは特別に扱いたいという上級者にも向いているラケットケースです。
1本用のラケットケースを選ぶ際には、機能性よりもデザインにこだわることをおすすめします。なぜなら機能性を求めるのであれば、次に紹介する2本入りのラケットケースのほうが圧倒的に機能がいいからです。
そういった意味で、『MIZUNO』というメーカーから出している1本入りのラケットケースはカラーバリエーションも豊富なので、1本入りのラケットケースを購入したい人はぜひ見てみることをおすすめします。
まとめ
ラケットケースも慎重に選ぼう!〈卓球上達への道〉(前編)
なぜラケットケースが上達に関わってくるのか
卓球ラケットケースの種類『1本入り』