スキー場で スノーボード の 板 を借りようとすると、足のサイズだけでなく身長がどれくらいあるのかも質問されます。
これは、貸出する板の 長さ を決めるために重要な質問となります。
スノーボードの板の長さを決めるのになぜ身長が重要になるのでしょうか。詳しくみていきましょう。
スノーボードの板の長さは身長で決まる?!
- 目次 -
スノーボードの板選びの重要なポイントは5つ
初めてスノーボードの板をレンタルしたり、マイボードを購入する際はどのようなものがいいのかわからず、迷ってしまうことも多くあります。
そのような時は体型やスノーボードのレベルなどによって絞りこんでいくのがおすすめです。
スノーボードの板を決める際に重要視したいポイントは5つあります。
- 板の長さ
- 板の幅
- 板の重さ
- 板の硬さ
- 板の形
5つのポイントの中でも板の長さは、板のコントロールのしやすさにも関わってくる重要なポイントとなっています。
自分に最適なスノーボードの板の長さはどれくらい?
スノーボードの板が長すぎると、コントロールがしづらくなります。方向転換や回転をする際には大きな力が必要になり、体への負担も大きくなってしまいます。
逆に、板が短すぎる場合には軽い力でコントロールができるようにはなりますが、ちょっとした力を入れただけですぐにクルクルと板が回転したり、安定感が減ってしまったりします。
このように板が自分に合った長さでないと、技術を上達させるどころではなくなってしまいます。
ですから、自分に扱いやすい長さの板を選ぶ必要があります。この時にキーとなるのが、身長です。
ある程度スノーボードを経験している方で、自分の理想の滑り方があるのであれば板の長さは好みによって変わりますが、初心者であれば身長を基準にして選ぶようにしましょう。
板の長さの目安は横に並んだ時に口の高さにくるくらい
平均的な身長の方の場合、一番おすすめの板の長さは板の横に並んで立った時に板の端が鼻の先からあごまでの位置でおさまるものです。
目安として口のあたりにくるものがいい、と覚えておくと失敗しにくいでしょう。
身長が高い方の場合は、口のあたりまでくる板だと少し長すぎるかもしれません。逆に身長が低い方の場合には、口のあたりを目安にすると短く感じるかもしれません。
そのあたりはお店の方とも相談して、自分の身長に合わせて最適な長さの板を選べるように調整(身長が高ければあごの位置程度、低ければ鼻の位置程度、など)をしましょう。
板の幅・重さ・硬さ・形はどのように決めればいい?
板の幅については幅が太くなれば安定感が増し、細くなればコントロール性が高まると覚えておきましょう。
それをふまえたうえで、足の大きさとの関係を考えつつ幅を決めるのがおすすめです。
一般的には板の長さと幅はある程度バランスよく作られていますので、よほどのことがない限り、幅を気にすることはないかもしれません。
板の重さは、足の疲れやスピードにつながってきます。重ければ足は疲れやすくなりますがスピードが出やすくなります。
逆に軽ければスピードは出にくいですが板のコントロールがしやすくなります。初心者であれば、板は軽い方がいいでしょう。
板の硬さについては、初心者であれば柔らかい方が板のコントロールがしやすくなるのでおすすめです。
板が硬くなると安定性が高まりますが、コントロールするのに技術が必要となります。
板の形については、前に進みやすいディレクショナル・シェイプと、前にも後ろにも進みやすいツインチップがあります。
ほとんどのボーダーは常に片方を前にして滑りますので、ディレクショナル・シェイプで問題なく滑ることができます。
さらに、平らな床面に置いた時に中央部が少し浮いた状態になるキャンバー、全体が反り返っているロッカー、中央部が床面にぴったりとついて両サイドだけが反っているフラットという形状の違いがあります。
それぞれに特徴がありますが、初心者の方にはフラットがおすすめです。
まとめ
スノーボードの板の長さは身長で決まる?!
スノーボードの板選びの重要なポイントは5つ
自分に最適なスノーボードの板の長さはどれくらい?
板の長さの目安は横に並んだ時に口の高さにくるくらい
板の幅・重さ・硬さ・形はどのように決めればいい?