スノーボード は板と足が固定されたまま楽しむスポーツです。
板にはブーツを固定するための ビンディング と呼ばれる器具がありますが、その取り付け位置によって足の幅や置く位置・ 角度 が決まります。
初心者はどのようにビンディングの角度を決めればいいのでしょうか。
スノーボード初心者のビンディング角度はどうする?
スノーボードに詳しい店員さんに相談しよう
スノーボードの板を購入すると、「ビンディングの角度はどうしますか」という質問をされます。
板を選んでいる時から購入者が初心者であるかそうでないかは見極められているとは思いますが、どのような滑り方をしたいのかによっても多少ビンディングの角度は変わってくるので必ずこの質問はされると思っておきましょう。
初心者なのでわからない、と正直に告げればスノーボードに詳しい店員さんであれば初心者が滑りやすい角度でビンディングを取り付けてくれることは間違いありません。
気をつけたいのは、スノーボード用品の安売りイベントの会場などでスノーボードに詳しくない店員さんがどこかから駆り出されている場合です。
そのような時には、あまり購入者のことを考えない角度でビンディングを取り付けられることがありますので注意が必要です。
板を選ぶときからいろいろと店員さんに話をしてアドバイスを求めることで、店員さんのスノーボードに対する知識もある程度知ることができます。
初心者におすすめのビンディング角度ってあるの?
ビンディングの取り付けには足の幅と角度の調整が必要となります。
まずは板に乗らない状態で足を肩幅くらいに広げて立ち、少しひざを曲げてスノーボードに乗っている真似をしてみましょう。
その時、一番安定感が出る足の幅や角度をみておきましょう。
たいていは肩幅~肩幅より広めくらいの幅で少しつま先が広がり気味(ガニマタ気味)の立ち方が安定感が出ると思います。
スノーボードをする際にはそこに板やブーツの重さがかかり、板の操縦をするための負荷もかかりますから、より安定感のある立ち方が重要になります。
一般的にはスノーボード初心者には、進行方向に対して前足が15~21°、後ろ足が3~9°という角度が操作性が良く自然な滑りがしやすい角度とされています。
※角度0°というのは板の縁に対して足が垂直になる状態をいい、つま先進行方向に向ける角度を+(プラス)・後ろに向ける角度を-(マイナス)で表示します。
また、メーカーによっては板ごとにおすすめのビンディング角度が決まっていることがありますので、体格が基準内に収まるようであればメーカーおすすめのビンディングで取り付けてみるのもいいでしょう。
無理のある体勢に固定されるような場合はけがなどの原因になってしまいますので、無理のない体勢になるようにつけてもらうのがポイントです。
ビンディング角度の調整について
初心者におすすめのビンディング角度に慣れて、いろいろな滑りを楽しみたいと感じてきたらビンディングの角度を調整してみるのもいいでしょう。
オールマイティな滑りにおすすめの角度は前15~21°、後ろ3~-6°といわれています。足幅は肩幅くらいにするのが安定感が出ます。
ビンディング角度の調整については、板のメンテナンスを兼ねてショップに持ち込んで変えてもらうという方法があります。
その際にショップの方と話をする機会を持つことができれば、アドバイスをもらうこともできます。
自分の滑りたい滑り方やそれに合わせたビンディング角度の決め方などを聞いてみましょう。
また、板の裏側をみればわかるようにビンディングはネジ止めされていますので自分でも調整することができます。
スノーボードを楽しむうちに仲間も増えていくでしょうから、上手な方に話を聞いて自分でも角度の調整をしてみたり、調整のやり方を教えてもらったりしてみるのもいいでしょう。
まとめ
スノーボード初心者のビンディング角度はどうする?
スノーボードに詳しい店員さんに相談しよう
初心者におすすめのビンディング角度ってあるの?
ビンディング角度の調整について