相撲 は、2017年に稀勢の里が19年ぶりの日本出身力士として横綱に昇格したことで、ますます盛り上がっていますが、相撲のチケットは高額で実際に見にいくのは難しいという人が多いようです。かわりに、相撲 部屋 へ稽古の 見学 に行ってはどうでしょうか。
迫力の相撲を部屋で見学する
相撲部屋見学の魅力
海外出身力士の活躍が目覚しかった相撲界ですが、稀勢の里の横綱昇格で、メディアでも相撲が取り上げられる機会が多くなっています。
相撲を観戦したくても、まず考えてしまうのがチケット代金でしょう。なかなか高額ですし、更なる相撲人気の今はお手頃価格のチケットをおさえるのは簡単ではありません。そのような場合におすすめなのが、相撲部屋の見学です。
部屋の見学というのは朝稽古を見るということです。試合ではなくとも、お相撲さんを間近で見ることができるすばらしいチャンスです。
特に、場所がはじまる2週間ほど前は鬼気迫る表情を見ることができます。相撲観戦初心者にとっても、相撲に詳しい人にとっても、目の前で繰り広げられる稽古は大変な迫力で、貴重な経験になります。
見学する際の注意点
私たちにとっては見学ですが、その部屋で行われているのは大事な稽古です。おしゃべりや飲食は厳禁です。
写真を撮ることを許可している相撲部屋が多いですが、フラッシュとシャッター音は必ずオフにしてください。
また、撮影はよくても、SNSなどへの投稿は不可ということもありますから、注意してください。子どもは不可という部屋や見学者の服装に言及している部屋もあります。
一般に稽古の見学を許可している相撲部屋は予約なしで行くというスタイルですが、稽古の時間や場所が変わったりすることもありますから、事前に電話で確認しておくといいでしょう。
有料か無料か
稽古の見学は、有料の場合と無料の場合があります。それは相撲部屋によって異なります。
例えば、稀勢の里がいる「田子ノ浦部屋」や千代大龍がいる「九重部屋」は後援会会員のみ見学が可能です。人気力士や話題の親方がいる部屋は、このように制限をかけているところが多いです。
無料で見学できる部屋もたくさんありますが、前述の通り、稽古の時間が変更したり、諸々の事情で見学できない日ができたりしますから、一度電話で確認してから行くことをおすすめします。
外からの見学
都営新宿線浜町駅近くにある「荒汐部屋」は、稽古場の大きな窓の外から見学することができます。力士の集中力を妨げないように、そして、見学者が普段の稽古の雰囲気を感じられるようにという配慮です。
見学できるのは朝6時半から10時ごろまでの朝稽古のみです。それ以降の稽古を見学することはできません。
また、朝稽古がない場合がありますから、見学したい日の前日午後4時から8時の間に電話で問い合わせをしてください。
予約なしの見学
予約なしで無料で朝稽古の見学ができる相撲部屋はいろいろあります。
例えば、浅草線本所吾妻橋駅近くにある「東関部屋」や錦糸町駅近くにある「浅香山部屋」です。相撲部屋というと両国周辺にあるイメージかもしれませんが、千葉県にも4つ相撲部屋があります。
その中の「佐渡ケ嶽部屋」は子どもも見学が可能ということで人気です。(ただ、子どもがおしゃべりなどしないように注意してください。
)また、相撲協会の理事長を務める八角親方の「八角部屋」も見学できます。
このように、無料で予約なくして見学できる相撲部屋があるのはうれしいことですが、人数制限があったりしますので、多少のことは考慮してお出かけください。
まとめ
迫力の相撲を部屋で見学する
相撲部屋見学の魅力
見学する際の注意点
有料か無料か
外からの見学
予約なしの見学