青い海にカラフルな魚をイメージする スキューバダイビング は沖縄や海外リゾート限定のアクティビティだと思っている人が少なくありません。
スキューバダイビングには ライセンス が必要ですが、ライセンスは 東京 でも取得できますし、東京周辺で楽しむこともできます。
東京でも取れるスキューバダイビングのライセンス
Cカード
スキューバダイビングのライセンスは、認可する機関がいくつかあって、種類がいろいろあります。世界的に認知度がある機関は『PADI』と『NAUI』です。
そして、ライセンスは、「オープン・ウォーター」、「アドバンス」、「レスキュー」などのレベルが設けられています。
はじめに取得しなければならないのが「オープン・ウォーター・ダイバー」で、一般的には「Cカード」と呼ばれています。水深18メートルまで潜ることができるライセンスです。
このCカードは、学科講習やプール実習を東京で受けて取得することができます。
ライセンス取得までの流れ
オープン・ウォーター・ダイバー(Cカード)を取得するには3つのステップをパスしなければなりません。学科講習、プール実習、そして海洋実習です。
ダイビングショップが、「東京でスキューバダイビングのライセンスが取れる」と言っている場合は、学科講習とプール実習を東京23区内にあるショップや提携のプールなどで受けて、海洋実習を伊豆周辺で行うことが多いです。
伊豆といっても、伊豆半島は静岡県ですから、厳密に言うと「東京でライセンスを取得できる」ということにはならないと思われるかもしれません。
ですが、伊豆諸島は東京都ですから、「東京で」という部分にこだわる場合、海洋実習をする場所によるといえます。
どちらにしろ、「東京で取れるライセンス」と銘打っているプランは、海洋実習も日帰り可能な場所だと考えていいでしょう。
日数と費用
東京在住者にとって、東京でスキューバダイビングのライセンスを取ることのメリットは利便性と費用と言えます。
オープン・ウォーター・ダイバー(Cカード)のライセンスは、全行程スムーズにいけば4日間で取得できます。
学科講習が1日、プール実習が1日、海洋実習が2日です。費用は7万円前後というのが平均です。
この費用には、教材と講習費、プール使用料、機材レンタル費、試験費用、カード発行手数料が含まれていることが一般的です。これに海洋実習場所への交通費が必要になります。
学科講習、プール実習、海洋実習は連続した4日間で終わらせなければならないわけではありません。
自分の都合に合わせて日程が組めるのが、東京にあるショップでライセンスを取得する便利なところです。
また、リゾート地などでライセンスを取得する場合、ライセンス取得費用のみなら安いことが多いですが、交通費と宿泊費がかかりますから、全体的に考えると東京で取得するほうが安いことになります。
東京のダイビングショップ
東京には約100ものダイビングショップがあります。沖縄とは比べものになりませんが、ショップの数は日本全国で第2位です。
東京駅近くや新宿、池袋など、ショップの多くは交通の便がいい23区内にあります。
前述のとおり、東京でスキューバダイビングのライセンスを取ることのメリットは利便性です。
通勤通学の途中にショップがあるか調べてみてください。行きやすいダイビングショップが見つけられるはずです。
番外編『八丈島』
東京でスキューバダイビングのライセンスを取るメリットは便利さとリーズナブルなところですが、やはり海の近くで学びたいと思うかもしれません。
そのような場合は『八丈島』がおすすめです。伊豆諸島と同じく、八丈島も東京都です。
飛行機だと羽田との往復便が1日に3本あって、片道1時間弱です。船だと竹芝埠頭から約11時間で到着します。
形態としてはリゾート型でのライセンス取得になりますが、少し違った形での「東京でスキューバダイビングのライセンス取得」を目指すにはぴったりの場所です。
八丈島には10軒ほどのダイビングショップがあります。また、東京23区内でも八丈島へのダイビングツアーを企画しているショップがあります。
まとめ
東京でも取れるスキューバダイビングのライセンス
Cカード
ライセンス取得までの流れ
日数と費用
東京のダイビングショップ
番外編『八丈島』