無謀な技や、マナー違反は楽しいスケボーライフを台無しにするだけではなく、まわりのボーダーたちにも迷惑をかけてしまいます。スケートボードをはじめたばかりの 初心者 が、無理なく スケートボード をはじめるために気をつけたいポイントをご紹介します。
スケートボード初心者が気をつけたい4つのポイント
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カスタマイズは醍醐味!でもとりあえず完成品を買おう
スケートボードはデッキやウィールなどをパーツごとに購入できます。ボードのカスタマイズもスケートボードの醍醐味です。トリック重視や滑り重視など、パーツの形状によって変わってきます。
しかし初心者のうちは、どんな滑りをしたいのかが明確になっていない場合が多いものです。まずは一本、専門店で正規ブランドの完成品を買うと良いでしょう。完成品のスケートボードはおおよそ1万円から3万円程度で手に入ります。
あまりに安いものは、スケートの機能に問題があったり、滑らず怪我の元になったりする可能性もありますので避けましょう。
スケートボードはインターネットでも購入できますが、スケボーショップに行くと、スケートボードにくわしい店員さんに一緒に選んでもらえます。
ケガをしながら上手くなる!でも、大ケガは禁物
スケートボードを練習する上で、小さな擦り傷や打ち身はつきものです。「スケボーはケガをしながら上手くなる」というベテランもいるほどです。しかし、それはあくまでも小さなケガの話です。
スケボーのケガは半身不随や命に関わる場合もあります。練習するときは車や人通りの多いところは避けましょう。地面の小石につまづいて転ぶケースは多いです。できるだけデコボコしていないなめらかなコンクリートやアスファルトの地面を選びましょう。
慣れないうちはヘルメットをつけ、ひじやひざを守るプロテクターをつけます。また、手袋をすると転んだときにためらわずに手をつけるので、首や背骨などの重大な事故につながりにくくなります。
転んだときのイメージトレーニングも重要です。転ぶときは、まず手をついてから、ひじをつき、それから肩をつくように、転がって力を逃がすようにします。ケガをして動けなくなったときのためにも、初心者のうちは見てもらいながら練習するのがのぞましいです。
道路でスケボーに乗ってもOK?道路交通法に注意!
「会社や学校帰りに乗って帰りたい!」という思いでスケートボードをはじめる方も少なくありません。しかし、道路交通法では交通のひんぱんな道路で球技や、ローラースケート、スケートボードは禁止されています。
交通のひんぱんな道路とは、歩行者や車の通行で混雑している道路です。スケボーに乗っている本人は安全なつもりでも、近くを通行する人にとっては恐怖感を感じる場合もあります。
スケートボードと自動車の衝突事故で、スケートボードが信号無視をしていたケースでは、ボーダー側に100%の過失が裁判で認められたケースもあります。
路上でスケボーに乗る場合は、まわりに人がいないことをよく確認し、人通りのある場所ではスケボーからおりて移動しましょう。
立つ鳥跡を濁さず!スケートパークでのマナー
スケートパークとはスケートボードだけではなく、インラインスケートやフリースタイルBMXなどを楽しむ人向けに作られた運動施設です。利用料金がかかる民営のパークだけではなく、無料で使える公営のパークもあります。
基本的にヘルメットやプロテクターの装着が義務づけられています。かならずパークの規則にしたがうようにしましょう。
また、ランプやボウルで誰かが滑っているときには無断で入ってはいけません。原則的に滑るのは一人ずつです。滑っている人がいて、順番を代わってもらいたいときは「入ってもいいですか?」と声をかけるようにしましょう。
順番を待っている人がいるときは、一回滑ったら交代するのがマナーです。失敗して転んでしまったり、両足がボードから降りたら交代するようにしましょう。当たり前のことですが、ペットボトルや缶の飲料を飲んだ後はゴミの持ち帰りは必須です。
スケボーブランドがコラボレーションしている水筒も売られています。おしゃれなボードと一緒に、経済的でエコな水筒を持ち歩くのもすてきです。
まとめ
スケートボード初心者が気をつけたい4つのポイント
カスタマイズは醍醐味!でもとりあえず完成品を買おう
ケガをしながら上手くなる!でも、大ケガは禁物
道路でスケボーに乗ってもOK?道路交通法に注意!
立つ鳥跡を濁さず!スケートパークでのマナー