習い事の初期費用があまりかからず、また、大人でも子供でも心肺機能向上のために人気のある水泳教室ですが、 スイミングスクール の コーチ の質に差はあるのでしょうか。差があるとしたら、なぜそのようなことが起きるのでしょうか。
スイミングスクールによってコーチの差はあるの?
スイミングスクールのコーチとは?
スイミングスクールで普通に子供を教えたいと考えている方がいらっしゃったら、コーチの資格は必要ありません。アルバイトで働くことを考えるのであれば、スイミングスクールに応募して採用されればコーチになれるのです。
多少泳げて、水着姿で歩くことが恥ずかしくなければ、スイミングスクールで採用後、研修を終えたら現場で教えることができるのです。
採用に有利な資格
採用する側も資格がない人を最初から育てることに労力と時間がかかるので、資格のある人を採用したいと考えます。その時に、とても有利な資格は公認水泳コーチ、公認上級コーチ、公認水泳教師、公認水泳上級講師などがあげられます。
このような資格を持っているコーチは、スイミングスクールでも上のクラスを持つことが多くなるでしょうし、周りの信用、信頼もあるコーチとして習っている者同士や親の情報交換の中で名前があがることでしょう。
元オリンピック選手のコーチとは?
日本代表としてオリンピックに出場し、メダルを獲得するとその方の「水泳指導教室」や個人の教室を開くことがあります。
では、メダルが獲れなかった選手はどのように過ごしているのでしょうか。実は、自分が所属していたスイミングスクールでコーチとして現場に戻っている方も多いのです。
何が一般のコーチと違うのでしょうか?それは、水泳に対する考え方です。水に慣れればいい、泳げるようになればいい、学校で恥ずかしくない程度に出来ればいいという考えではありません。
世界を目指すのにどういう泳ぎが必要なのか、それを達成するためにはどうしなければならないのかという数段上の考えのもとにスクールで指導しています。もちろん、初心者や小さなお子さんのコースを持つこともありますが、チャンスとしては少ないでしょう。
選手育成コースのコーチとは?
大きなスイミングスクールになると選手育成コースというものがあります。普段のスイミングレッスンよりも厳しくなり、泳ぐ速さはもちろんですが基本4種の泳ぎができて、スクールが認めた人のみが入れるコースとなります。
このコースのコーチには、経験のあるコーチが配属されます。このコーチの経験もオリンピック経験者から全国大会に出場した方、地域の大会に出た方などさまざまです。
コーチ自身も選手として鍛えられた経験があるので、厳しいことを言われることもあるでしょうし、求められるものも通常クラスに比べて相当難しいものとなるでしょう。通常クラスと選手育成クラスとでは、同じコーチをつけないところが多いようです。
いろいろなスイミングスクールをみてみましょう
ご自身やお子さんがスイミングを始めると決めたら、スイミングスクールを2~3か所は見て回りましょう。応対もそうですが、レッスン中のコーチの教え方をきちんと見学することが一番大事です。
そして、お子さんをスイミングスクールへ通わせようとしている親の心構えとして大事なことは、水泳は楽しいよという気持ちを子供に発信することだそうです。
スイミングスクールのコーチ達は資格があろうとなかろうと、水を嫌いにならないでほしいと願っていることには変わりはないので、大人であっても子供であっても長くスイミングを続けられる環境と出会いたいですね。
まとめ
スイミングスクールによってコーチの差はあるの?
スイミングスクールのコーチとは?
採用に有利な資格
元オリンピック選手のコーチとは?
選手育成コースのコーチとは?
色々なスイミングスクールをみてみましょう