ソムリエの資格と言えば王道はワインソムリエです。近年は習い事ブームも相まってワインに留まらず、専門性を追求した資格とした意味合いで多様化したソムリエ資格も続々と出てきています。
ソムリエ の 資格 取得方法をご説明いたします。
王道資格!ソムリエの取得方法と多様化するソムリエ資格とは
- 目次 -
ワインの専門家「ソムリエ」とは?
ワインソムリエは、レストランで客の要望に応じてワインを選ぶ手助けをするワイン専門の給仕人ですが、フランスやイタリアでは国家資格として有名です。
日本においてワインソムリエは認定資格ですが、国際ソムリエ協会加盟の日本ソムリエ協会が認定するソムリエ・シニアソムリエは、難易度も高いですが合格後の働き方の自由度が高いと言えるのではないでしょうか。
国内のみであるならばワインアドバイザーやワインコーディネーターなど別の協会が行うワインの認定資格もあります。
ソムリエの資格の取得方法は?
日本ソムリエ協会が実施するソムリエ試験には、受験資格を満たしたうえで、一次試験・二次試験・三次試験・書類審査をクリアする必要があります。たとえ三次試験まで合格しても、書類審査で不備があれば、また一次試験からやり直しになるのです。
全日本ソムリエ連盟や日本インストラクター協会など他の協会が行う認定資格では受験資格がなく、所定の講座修了後に在宅受験が可能なソムリエの資格があります。個人的にワイン好きで知識を深めたいという方にはピッタリではないでしょうか。
ソムリエ資格の受験料は?
日本ソムリエ協会が実施するソムリエの資格試験は、正会員と一般で受験料が変わってきます。一次試験は正会員が17,210円/一般が25,440円、二次試験は正会員が6,520円/一般が12,690円、三次試験は正会員が3,260円/6,340円です。
全日本ソムリエ連盟や日本インストラクター協会など他の協会が行っているワインアドバイザーなどのソムリエ認定資格は、受験料がおおよそ1万円です。(通信講座料金は除きます)
ソムリエ資格の活かし方
ソムリエの資格をどの協会で取得したかによっても働ける窓口が変わってくるようです。日本ソムリエ協会が認定するソムリエ資格は、レストランなどの飲食業サービス以外にも、貿易業など海外でも通用するソムリエ資格です。
狭き門ではありますが誰もがなれるソムリエ資格ではないので、取得後の活用方法は仕事の幅をさらに拡げてくれるのではないでしょうか。
在宅で取得したワインアドバイザーやソムリエ資格も、日常生活で大いに役立つでしょう。専門的な知識があるだけでご自身の生活をより豊かにすることが可能です。現在の仕事をさらに活かすためにプラスαの資格として取得されるのもいいのかもしれません。
誰でもソムリエ資格が取れるの?
ソムリエの資格は、日本ソムリエ協会が認定するソムリエのみ受験資格を満たす必要があります。
ワイン及びアルコールを提供する飲食業サービスでの実務経験が5年以上、現在も従事していること、日本ソムリエ協会の会員の場合、3年以上会員であれば実務経験3年で受験が可能です。
ソムリエではありませんが、同協会が実施するワインエキスパート資格は、経験不問で受験が可能です。全日本ソムリエ連盟や日本インストラクター協会などが実施するソムリエ資格は、受験資格がありませんので、20歳以上であれば誰でも受けることが可能です。
日本独自のソムリエ認定資格のいろいろ
日本国内のみの認定資格で、ワイン以外に専門性を追求した資格に対して「〇〇ソムリエ」というものが続々と登場しています。
ワインと同じ酒類のソムリエ資格では、日本酒サービス研究会が認定する日本酒ソムリエ、焼酎ソムリエ、日本茶インストラクター協会が認定する茶ムリエ、日本ハーブソムリエ協会が認定するハーブソムリエ、日本安全食料料理協会が認定するコーヒーソムリエ、食用オイルソムリエ、カクテルソムリエ、スムージーソムリエなど資格多数、日本野菜ソムリエ協会が認定する野菜ソムリエなどいろいろあります。
好きなことを極める意味合いで、これからも続々とソムリエの名につく資格が出てくるのではないでしょうか。
まとめ
王道資格!ソムリエの取得方法と多様化するソムリエ資格とは
ソムリエの資格の取得方法は?
ソムリエ資格の受験料は?
ソムリエ資格の活かし方
誰でもソムリエ資格が取れるの?
日本独自のソムリエ認定資格のいろいろ