サックスは吹奏楽やオーケストラなどでもよく使われている木管楽器です。ベルギーで生まれた楽器であり、アドルフ・サックスが開発したことからサックスと名づけられ、さまざまなジャンルの音楽で使われます。
今回は サックス のブランドとブランド別の 値段 についての記事です。
値段は意外と知らない!?サックスのブランド別比較(前編)
サックスの特徴と成り立ち
サックスはさまざまな音楽の分野で使われていると言いましたが、サックスの大きさが大きくなるほどソプラノ、アルト、テナー、バリトンのように低い音が出るようになります。
サックスは基本的には4つの部位からなっており、吹込管(ネック)、二番管、一番管、朝顔管(ベル)にトーンホール(音孔)が25個付いたような構造になっています。
基本の部位だけ見てみると4つにわけられますが、全てのパーツを細かく数えると1つのサックスには全部で600もの部品があります。
サックスの選び方(材質)
これからサックスを始めようという方、何を基準に選べばいいのかわからないという方のためにサックスの選び方を紹介します。
まずは材質です。サックスは材質によっても音が随分と変わってきます。
サックスによく使われている材質は金、銀、真鍮の3つです。これらを硬いほうから比較すると真鍮、銀、金の順になります。
まずは金ですが、これは最も柔らかく光沢が他の金属に比べて長く続きます。その反面比重が重いので吹くときにはある程度の力強さが必要で、中級者から上級者向けの材質と言えます。
次に銀ですが、これはサックス以外にもさまざまな楽器に使われています。金よりも比重が軽いので金ほど力強さは必要ありません。
また、銀単体で作られていることはそれほどなく、銀と真鍮を合わせた金属で作られていることが多いです。
最後に真鍮ですが、これは3つの中で最も比重が軽い金属であり初心者でも扱いやすい材質と言えます。比重が軽いため音も金で作られているものよりも明るめの音が出ます。
その反面比重が軽いため金で作られた者よりも故障しやすいのが特徴です。扱いやすい材質なので初心者が始めるにはちょうどいい材質です。
まとめ
値段は意外と知らない!?サックスのブランド別比較(前編)
サックスの特徴と成り立ち