レッスン バッグ 、通園バッグ、ピアノバッグなど呼び方はいろいろですが、教材や習い事の道具がたくさん入る手提げ袋はとても便利です。 作り方 も意外に簡単で、お裁縫が苦手という人でもチャレンジできます。
子どもも大人も習い事に行くのがうきうきするレッスンバッグを手作りしましょう。
アレンジいろいろ レッスンバッグの作り方
レッスンバッグの用途とデザインを考える
レッスンバッグを作りはじめる前に、まずはサイズやデザインを考えなければなりません。一般的なものはA4サイズより一回り大きいくらいです。ですが、小さいお子さんが習い事や図書バッグとして使う場合は、もう少し大きめのものがいいでしょう。
子どもの絵本やテキストはA4より大きいことが多いです。サイズが決まったら、生地選びです。レッスンバッグを手作りする際に一番と言ってもいいほど楽しいのが生地選びかもしれません。使う人の好みや自分のセンスが光ります。
ここで決めなければならないのが裏地をつけるかどうかです。入れるものが着替えなどの軽い物であれば裏地は必要ありませんが、テキスト類は思いのほか重量があります。
また、子ども用なら特に丈夫なほうがいいですから、少し手間をかけて裏地つきのレッスンバッグにすることをおすすめします。
あとは持ち手です。持ち手を作ることもできますが、市販の持ち手用テープは丈夫で長持ちします。これで準備する物がわかりました。表生地、裏生地、持ち手テープ(2本)です。
レッスンバッグを作る
今回は、仕上がりが30cmx40cmになるレッスンバッグ(裏地あり)の作り方をご紹介します。イメージとしては、一枚の布を二つに折り、折った部分が底になるようにサイドを縫って袋にする感じです。
縫い代を1センチ取りますから、表生地も裏生地も62cmx42cmで裁断します。布を切るのは少し難しいですが、縫ってしまえばほとんどわかりませんから、多少曲がっても心配いりません。
生地が準備できたら、持ち手を仮止めします。表生地の表面を上にして置き、両サイド(42cmの側)に中心から左右に6cm離れた部分の縫い代内に止めます。
この時、布を折った際に持ち手が同じ位置で重なるように注意します。その上に、裏生地を裏面が上になるようにして置きます。
次に、サイド(持ち手をつけた側)を縫います。この時、どちらかの持ち手のテープの内側は縫いません。ここが返し口になります。返し口が小さいと後で布をひっくり返す時に大変ですから、注意してください。
縫い終わったら、縫い代部分をひらいてアイロンをかけます。この一手間がきれいな仕上がりに関係してきます。この後、残りの側面を縫いますが、今度は表生地と裏生地が半分ずつで重なるように折ります。左右で同じサイズだけれど生地が違うという状態です。
表生地と裏生地がそれぞれぴったりと重なるようにきれいに折ってください。ぴったりと重なっていないと、バッグの口がずれてしまいます。裏生地は表生地より若干内側で縫うと、布を返した時にうまく重なって、きれいな仕上がりになります。
抜い終わったら、返し口から布をひっくり返します。最後に口を一周縫えば、できあがりです。
アレンジ自在の手作りレッスンバッグ
手作りの醍醐味は使う人の好みやアイディアが反映できることです。今回ご紹介したのはレッスンバッグの基本の作り方ですが、お裁縫にあまり自信がない人は、練習がわりに裏地なしで作ってみるのも一つの方法です。
お裁縫が得意な人は、ポケットをつけたり、底にマチをとって幅のあるレッスンバッグにしたりすることもできます。それから、表地に上下で切り返しを入れるアイディアもあります。組み合わせを考えることで、さらに生地選びが楽しめます。
また、生地はシンプルにして、アップリケで装飾することもできます。お子さんにアップリケを選ばせれば、レッスンバッグ作りを親子で一緒に楽しむことができます。
そして、サイズと持ち手のつけ方を変えれば、入園や入学時に必要なシューズケースを作ることもできます。ミシン、アイロン、基本の裁縫道具があれば簡単にできるレッスンバッグは、生地選びやデザインしだいでアレンジ自在です。
まとめ
アレンジいろいろ レッスンバッグの作り方
レッスンバッグの用途とデザインを考える
レッスンバッグを作る
アレンジ自在の手作りレッスンバッグ