子どもにプログラミングを習わせたい親が増えています。2016年ケイコとマナブ.netの「習わせたいお稽古ランキング」にプログラミング教室が登場しました。
小学校高学年では既にプログラミング教室はランクインしていましたがついに小学生全体でも10位ランクインしました。ではなぜ今、習い事でプログラミング教室が人気になっているのでしょうか。
プログラミング 教室 が人気の理由を徹底解剖します。
プログラミング教室が人気!人気の理由を徹底解剖
小中高校でプログラミング教育が必修化!
アベノミクスの成長戦略の素案に基づき文部科学省は2016年4月19日、小学校でのプログラミング教育の必修化を検討すると発表しました。2020年度から盛り込む予定として議論が始まっています。理科や算数といった教科の中に盛り込むことを見込んでいます。
現在中学校では「技術・家庭」でプログラミングを教えています。高校では選択科目の中に含まれているため全体の2割程度が学んでいます。2020年以降は必修科目の学習項目に入れる方針で話が進んでいます。
これから国がプログラミングは必要だと認めたわけのですから、プログラミング教室は増加の傾向にあります。
欧米では稼げる職業である
GoogleやAmazon,AppleなどIT企業は株価の上昇を見ても一目瞭然。大きく成長しています。中で働いているプログラマーも稼げる仕事として人気の高い職種になっています。
企業に勤める人が自社の評価をレビューしたり給料がいくらかを書き込むネットサービス「Glassdoor」によると、Googleのプログラマーの給料は4万ドル(約460万円)から8万ドル(約920万円)となっています。
これは平均で実際に働いている人によると25万ドル(約2800万円)もらっているという人もいます。将来子どもが困らないために十分な給料を得ることができるということが親にとってもプログラミング知識をつけてもらいたい理由です。
プログラミングはグローバルな言語である
プログラミング教室で学ぶのはC言語といわれるプログラムの定番言語が主体となっているものがほとんどです。C言語を用いて簡単なアプリやゲーム開発を行い楽しみながら学ぶことができます。
このC言語はコンピュータの世界では世界共通です。言語の違いはあってもプログラミングの概念や言語は世界共通なのでこれからの社会の中でグローバルに活躍することが可能です。
英会話もグローバルに活躍する場を広めようと人気の習い事ですが同様の理由でプログラミングの人気も上がってきています。
技術+アルファを身につけることができる
終身雇用制度がなくなり、「一生懸命勉強していい大学に入りいい会社に入れば将来安泰だ」という昭和の考え方は今の時代には当てはまりません。そんな昨今親が子どもに身につけさせたいのは食べていける技術なのです。
さまざまな技術の中でもプログラミングは数字に強い論理的思考や問題解決能力を身に着けることができますし、複雑な情報をよりシンプルに考える考え方が身につきます。
出来上がりの想像力を持つことも大切です。出来上がった成果物の達成感も得ることができます。技術もさることながらこれらの考え方が身につくことは子どもの将来に大きな希望が持てます。
ゲームをするだけではない
ゲームが好きな子がパソコンをずっとやっていると親としては心配です。しかしそれがゲーム感覚でプログラミングをするとなると話は別です。子どもが同じゲーム感覚で扱っていたとしても頭を使い得れる知識があるのでは全然違います。
同じ時間をパソコンに要するのであれば親も子どももストレスなく楽しみながらプログラミングを学んでもらおうと考える親が多いのです。
まとめ
プログラミング教室が人気!人気の理由を徹底解剖
小中高校でプログラミング教育が必修化!
欧米では稼げる職業である
プログラミングはグローバルな言語である
技術+アルファを身につけることができる
ゲームをするだけではない