ポーセラーツ の 作り方 はどのような方法なのでしょうか。白磁のお皿やオブジェに絵を描いたり専用のシールを転写して、この世に二つとないオリジナルの器を作ることができます。
今回は、今女性に大人気の習い事、ポーセラーツの作り方をご紹介いたします。
ポーセラーツの作り方 ~簡単 シールを選んで貼るだけ~
ポーセラーツとは
まず、ポーセラーツそのものについてご説明します。
ポーセラーツとは、特殊な顔料を使ったシールを転写・或いは直接筆で彩色したのち、オーブンで焼結させたものです。
絵に自信がなくても
絵の腕に自信がなくても大丈夫です。
ポーセラーツには数え切れないほどの種類の転写シート(シール)があり、それを自分の使いたい部分だけハサミやカッターで切り取って貼るだけで大丈夫です。
自分のイニシャルのシールと、縁取り用シールを組み合わせただけでも、まるで本当にお店で買ったような仕上がりに作ることができます。
イニシャルを家族や友人の名前にして、プレゼントにされる方も多いです。
必要な材料は
材料となる磁器・転写シール・小皿(転写シールを水に漬ける用)・ピンセット・ハサミ又はカッター・ティッシュ・スキージー・電気炉。
これだけあれば、すぐにでもポーセラーツを楽しむ事ができます。
電気炉は、個人で用意してもよいですが、数を作らないのであれば、外部で焼結のみを請け負ってくれる所もあるので、最初はそちらを利用するのが良いでしょう。
ポーセラーツの作り方
材料となる磁器を選ぶ
お皿やティーセット、磁器製のおひなさまやかぶとなど、100%磁器でできているものなら大丈夫です。
市販の磁器食器をベースに使うこともできます。
磁器に合わせて彩色、又は転写シールを選ぶ
転写シールは本当に多数あるので、自分の好きなようにデザインしましょう。
1種類の転写シールではなく、いくつかの種類のものを切り張りして組み合わせると、より一層オリジナル感の強いものを作れるでしょう。
転写シールは濡れると接着面がズレたりするので、必要な分だけ切り取ったら先に片づけておくとよいでしょう。
転写シールを貼る
切取ったシールが入るくらいの大きさの小皿に水を注ぎ、転写シールを1分程漬けます。
転写シールは水に濡れると接着面側と台紙の2層にわかれるので、接着面(台紙が着いていた方)を磁器にそっと張り合わせます。
上からそっと押すと、模様部分だけが磁器にくっつき、表面の透明なシートははがれます。
シートがはがれたら、上からスキージーと呼ばれるゴムベラで、少しずつシールと磁器の間にある水分や空気をシールの外へ押し出します。
磁器とシールの間に水分や空気が残っていると、焼結時に膨張し、破裂の原因になるため、念入りに空気を抜きましょう。
電気炉で焼結
電気炉で700~800℃で焼結します。
艶を出すための空焚きや冷ます時間など含め、大体3日程かかります。
完成した磁器は街中で売られているものと同じように焼結されているため、洗っても染料が落ちるなどの心配はありません。
ワンポイント
初めて作る際は、できるだけ表面に曲面のない磁器を選びましょう。またシールも細かいサイズでデザインするとよいでしょう。
マグカップの側面などは良いですが、球面や角部分、大きいサイズのシールなどは、シールを貼る際ゆがみ易く、また歪みがあるとそこに空気や水分を巻き込みやすく、破裂や失敗のもとになります。
大きなシールで色つけもよいですが、最初は細かいものからチャレンジしましょう。
まとめ
ポーセラーツの作り方 ~簡単 シールを選んで貼るだけ~
ポーセラーツとは
絵に自信がなくても
必要な材料は
ポーセラーツの作り方
ワンポイント