ピアノ の 練習 時間 にはみなさんどれほど費やしているのでしょうか。
練習がものをいう楽器といわれるのがピアノです。ですが、いったいどれほどの練習時間が必要なのでしょうか。
今回は練習時間だけではなく、少ない時間で練習成果を引き出す方法についてご紹介いたします。
ピアノの練習時間 ~効率よくピアノを練習するためには?~
一般的な練習時間
一般的に言われているピアノに必要な練習時間は、非常に気になるところです。ですが調べてみるとわかるのですが、人によって驚くほどまちまちです。
3時間以上は必須になると言う人もいれば、とにかく1時間だけでも確保すれば違うと言う人もいて、かなりのばらつきがあります。
こうしてばらつく理由としては二つあげられられるでしょう。
一つは「生活スタイル」です。とくに大人になると、仕事や家事などに割かなければいけない時間もあるので、ピアノに集中できる時間というのは限られてきます。
そうした「生活スタイル」に応じて無理のない範囲で練習したほうがいい、反対に多少睡眠時間をけずり早起きして練習したほうがいい、とそれぞれの意見がありますので、練習時間に大きな差があるように見えてしまうのです。
またもう一つの理由は「目標」です。今取り組んでいるピアノで、自分がどこを目指しているのか、その「目標」によって練習時間も変わります。
好きな曲だけを弾いて趣味の範囲で楽しめればいいと思っているのであれば、練習時間はそれこそ1日30分でもたりてしまうかもしれません。
ですが多くの人に感動するメロディーを聞かせたい、プロになりたいと考えているのであれば、もちろん1日30分なんてとんでもないということになるのは、簡単に想像がつくでしょう。
このように「生活スタイル」や「目標」によってピアノに必要な練習時間は大きく異なります。
ピアノの練習時間を聞いたり、インターネットで調べてたりしている方は、この点をおさえておくと良いでしょう。
練習時間を意識しない
ピアノの練習時間というのは、ときに心が折れそうになるほど苦痛なときもあります。何度やっても同じ失敗をやってしまうとなれば、モチベーションがなかなかあがらないものです。
そうした経験は少なからず誰しもがあると思います。だからこそ練習時間が気になるのです。
しかしそこでたとえば、「ピアノの上達に必要な練習時間は2時間」とはっきりとわかったとしましょう。その情報を知った方はどうなるでしょうか。
おそらくその方はなんとかプライベートの時間から2時間を捻出することに躍起になるでしょう。
そして前と同じように何度も同じところで失敗しては弾きなおし、を繰り返しては気分が落ちていきますが、でもあと30分で練習も終わると思い頑張るでしょう。
最初にはっきりと言っておきますと、この練習方法ではたいして上達することはできません。結果的に同じことを時間を区切ってやっているだけの状態となってしまいます。
しかも練習時間を区切ったことで、むしろ時間を意識しすぎて、より練習に身が入らない可能性も増しています。
そもそも練習時間というのは、あくまで目安であってピアノの目標ではないのです。
こういうと当たり前のように聞こえるのですが、練習に対して嫌気がさしてしまっている人には練習時間というのが一つの鬼門のように見えてしまうものです。
効率のよい練習
練習時間にとらわれないためにもまずは「目標」を設定してみてください。
大切なのはこの曲が弾けるようになりたいのであれば、それはいつまでなのかを決めることです。
目標が決まったら、次に自分はどのくらい弾けているのかを確認します。
右手は弾けるけどまだ左は無理とか、AメロまではいけるけどBメロはまだできないとか、そのようなカタチで見つめなおします。
それができたら、まずはその直近でできていない部分を集中的に練習し、どの日までにできればいいのかを一番始めに決めた日から逆算して決めていきます。
そしてこの曲のまだ知らない部分についても、ここは難しそうと思う部分には、時間をおおめにとります。
ここまでくると全体的なスケジュールができるはずです。
あとはこれまで自分が確保してきた一日あたりの練習時間から、無理のない計画かどうかをチェックしていきましょう。
「今までは1時間だったけど、この曲をこの日までに弾けるようになるためには、1日2時間は必要だな」と思えるようになれば、計画を立てて正解と言えますよ。
練習計画を立てる
ピアノの練習は自分との戦いです。具体的に細かく計画を立てれば、目標の見通しもききやすくなります。
その曲を弾ける自分も想像しやすくなるでしょう。それはすなわち、モチベーションアップにもつながります。
そして甘えようとする自分をどれだけコントロールすることができるか、それが非常に重要になってきます。
ですので、一度立てた計画は変更しないほうがいいでしょう。
もちろん自分を追い込みすぎて体調を崩してしまっては本末転倒ですので、最初の計画はある程度の余白を作るようにもしてください。
まとめ
ピアノの練習時間 ~効率よくピアノを練習するためには?~
一般的な練習時間
練習時間を意識しない
効率のよい練習
練習計画を立てる