「チャンスをつかめ!パーソナルスタイリストとは?(前編)」では、パーソナルスタイリストとはどのような職業であるのかご紹介いたしました。
後編では、 パーソナルスタイリストとは どのような人に向いている職業であるのか、また収入はどれくらいであるのかご紹介いたします。
チャンスをつかめ!パーソナルスタイリストとは?(後編)
パーソナルスタイリストに向いている人
ではどのような人がパーソナルスタイリストには向いているのでしょうか。
それは普段からファッションに興味を持って自身のファッションにも気を遣っている人です。自身のファッションに気を遣っていない人には他人のファッションを見て的確なアドバイスはできません。
また、ファッションに関して常に情報を収集し、トレンドを敏感に察知できる人は非常に向いていると言えます。
ファッションに気を遣っている一般的な人はその時々の流行を自身のファッションに取り入れる傾向にあるので仕事をもらうためにはトレンドを必ずおさえておく必要があります。
また、トレンドだけでなく独特のファッションセンスを持っている人についてもパーソナルスタイリストには向いています。
先ほどトレンドは必ず押さえておく必要があるとお伝えしましたが、これはパーソナルスタイリストにとって最低限なのでトレンドだけを抑えていてもライバルに差をつけることはできません。
そのため、自分独自のファッションセンスで勝負ができなければ仕事は増えないでしょう。
パーソナルスタイリストの現状
ここではパーソナルスタイリストの現状について、主にお金についてお伝えします。
まず、一般的なスタイリストの人たちは最初からスタイリストとして働けるわけではなく、アシスタントと言われるスタイリストの手伝いをする仕事から入ります。
このアシスタントの人たちで平均すると月収額は10万円程度とかなり安いので、アシスタントをしている人はアルバイトと掛け持ちしていることが多いです。
アシスタントからスタイリストになると事務所などに所属して専属になった場合は月収は安定します。
レギュラーの仕事が増えれば増えるほどもらえる額は増えるのでスタイリストになった人はまず事務所に所属することが多いです。
これに対しパーソナルスタイリストはアシスタントの時代は基本的にありません。
しかし、パーソナルスタイリストとして仕事を始めたての頃は知名度も上がっていないのでアシスタント程度の収入しか得られない場合もあります。その点を考えるとある程度知名度が上がるまでは収入は安定しません。
知名度が上がり始めると一気に収入が増え始めるのがパーソナルスタイリストの特徴です。
事務所を通しているため、仕事をして入った収入のいくらかは事務所の収入として納められてしまいます。
これに対しパーソナルスタイリストは仕事で得た分の収入は全て自分のものになるのでここが普通のスタイリストとは大きく違う点でもありますが、知名度を維持し続けなければ収入が減ってしまうことがあるという点は覚えておかなければなりません。
事務所に所属している場合はある程度安定した収入を長く得ることができます。この点を考慮してスタイリストでもどのスタイリストになるかは考えるべきでしょう。
今回はパーソナルスタイリストについてお伝えしました。これから需要が伸びる業種でもあり、誰にでもチャンスをつかめる可能性のある職業ですのでファッションに興味がある人はぜひ目指してみましょう。
まとめ
誰もがプロに!?パーソナルスタイリストとは?(後編)
パーソナルスタイリストに向いている人
パーソナルスタイリストの現状