日本の伝統的な 折り紙 はとても歴史が長く、古い書物に記載されている折り方も存在します。現在では大学の研究分野に活用されているほど奥深い折り紙です。
今回は折り紙の歴史や種類を説明し、大人気の ハート や 箱 の作り方を紹介します。子どもと一緒に作ってみてはいかがでしょうか。
かわいいハートやすてきな箱を子どもと一緒に作ろう!
折り紙の長い歴史!今でも研究されている素晴らしい伝統
伝承として代々受け継がれてきた鶴のような折り紙が一般的ですが、古典的な折り紙と言われているものもあります。
一枚の折り紙を切らないで作る伝統的な折り紙に対して、古典的な折り紙は一部を切り取って、千羽鶴を作ったり、重ねたりして工夫されています。
また、忠臣蔵を題材にした奴さんを難しく折ったりする折り紙も古典的な折り紙としてあります。
蛙やエビなどの生き物も古い書物に載っていて、今の折り紙よりも高度で細やかな折り方が特徴です。
その他、現在ではユニット折り紙という種類もあり、何枚かの折り紙を合わせて組合せて箱や花などを作ります。
今ではメンコや手裏剣などがそれにあたります。さらに進化をとげて、折り紙を一部分に利用して手紙を作ったり、トイレットペーパーを折り紙代わりにして折ったり、いろいろなものができるようになっています。
そして、究極の折り紙としては筑波大学の三谷教授が発表されている折り紙ではないでしょうか。
コンセプトとしては一枚の折り紙を切らずにどう立体にしていくか?ということで、PCで計算されており人の力では想像できないような折り方です。
折り紙が好きな方はきっとはまってしまうでしょう。三谷教授の折り紙を一部紹介します。
折り紙の基本は遊びで成長には欠かせないもの!
究極の折り紙とは言えども折り紙の基本は子どもの遊びではないでしょうか。
折り紙は手先の遊びのために、頭を使わないといけません。頭に刺激が入ることで脳が育ちます。
また、折り方を限定しないで好きなように折らせると、想像力がつきます。
一番初めに折り紙を渡す際には一緒に作品を作らず、好きなように紙を折ったり、切ったりさせることをお勧めします。
4,5歳になると折り紙の形にこだわりが出てくるので、それから、一緒に折り紙を折ることを楽しむと良いでしょう。
いろいろな作り方を知ると、次はもっと難しい物を折りたいと意欲が湧きます。
幼児だけでなく小学生になってからも折り紙を楽しめるので、幅の広い折り紙は子どもの成長に最適な遊びです。
ハートの作り方とハートの箱の作り方を紹介
ハートは簡単な作り方のため慣れていれば3,4歳でも作ることができます。
折り紙の基本は端をきっちりと合わせること、角をつぶさないことです。手でアイロンをかけるように折り目をつけることを子どもに伝えましょう。
中途半端な折り目だときれいに仕上がりません。
特にハートは隙間があったり、角がずれると可愛さが半減してしまいますので、理由がわかって、しかも、実現できるような年齢になってから教えてあげると良いでしょう。
基本のハートの作り方でとても簡単でかわいいので子どもは喜ぶでしょう。
しおりになるハート・繊細さをプラスしたハートのしおりです。大人向きかもしれませんが小学生でしたら簡単に折れるでしょう。
両面折り紙を使うと良いそうです。100円ショップでいろいろな両面折り紙が売っているので、親子でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ハートが付いている箱のレシピです。小さな箱がかわいらしく、プレゼントに向いています。折り紙の素材を変えてみてはいかがでしょうか。さらに素敵になります。
途中でハサミを切るタイプですが、びっくり箱のようなハートの箱ができます。中にお手紙を入れておくと面白いので、子どもに喜ばれることでしょう。
ハートの丸みのある部分が角ばってはいますが、ハートの形にはなっている箱です。基本がわかっていれば容易に作ることができるので参考にしてください。
見栄えは抜群に良いハートの箱ですが、少々難しい部分もあるので大人も一緒に作ってみましょう。
厚めの紙で作るとさらに大変ではありますが、インテリアに応用できるので折り紙が生活の一部として利用できる点では作った喜びは大きいでしょう。
まとめ
かわいいハートやすてきな箱を子どもと一緒に作ろう!
折り紙の長い歴史!今でも研究されている素晴らしい伝統
折り紙の基本は遊びで成長には欠かせないもの!
ハートの作り方とハートの箱の作り方を紹介