美容業界の中で女性から人気の高い職業がネイリストです。憧れはネイリストに対してあるけれども実際に給料や平均収入がどの程度になのかが不安だという方は多いのではないでしょうか。
そこで ネイリスト の 給与 が雇用形態によってどのように違うのかについてご紹介します。
ネイリストの給料は、雇用形態によってどのように違うのか!
ネイリストの給料のシステムとは
ネイリストの給料のシステムは、昇給制が主流となっています。一般的な企業と同様に昇給制では、取得資格やスキル、成績などによって固定給が上昇していくというシステム体制です。
この場合には、真面目にしっかりと腕を磨きながら仕事をすることで順調にステップアップしていくことができます。
もう一つのシステムとして歩合制がありますが、これは減少傾向となっています。こちらは基本給にお客さんがどれだけ取れたかによって歩合給が上乗せされていくというシステムです。
歩合制は、地方のネイルサロンではまだ採用している場合がありますが、都市部ではかなり少なくなっています。
アルバイトの給料とは
アルバイトの採用では、主にサロンワークの経験を積むことが目的となっています。そしてアルバイトから正社員になるというコースを狙って働いている方もいます。
時給は、地域やネイルサロンによって異なりますが、800円から1,200円というのが相場のようです。時給1,000円で8時間勤務し20日間働いたとすると16万円となります。
アルバイトの場合には、優先的に店が暇な時には早上がりさせるということもあり実際の収入としては、10万円程度になることもあるようです。
正社員の給料とは
正社員としてネイルサロンに雇用された場合の給料ですが、ネイリスト技能検定試験2級以上を取得してネイルサロンの正社員として就職した場合です。
平均して18万円程度の初任給となります。
他業界のOLなどから転職した場合には、少し少なく感じるかも知れません。
ネイリストの正社員の給料は、年代別に順調に昇給をしていくと平均月収が次のように上がっていきます。20代では、18万円から22万円で30代では、25万円から30万円程度となります。
店長クラスの給料とは
ネイルサロンの店長になれるかどうかは、そのお店の雇用状況や本人のスキルの状態、そしてネイリストとしての人気などのさまざまな要素が関係します。
早い場合には、3年から4年ぐらいで代表や店長を任されるということもあるようです。店長クラスの給料としては、30万円から50万円程度になることもあります。
独立開業した場合の収入は
ネイリストになった場合の目標ともなる独立開業をした場合ですが、その場合の給料はどの程度になるのでしょうか。
収入はサロンを開業した場合には、給料としてもらうのではなく売上げ次第ということになります。
個人サロンの場合には、客の回転率の問題もあり多くても年収として600万円前後だと言われています。また複数の店舗を持って事業を拡大できるとそれだけ収入は増加します。
しかし当然のことですが、客が来なければ潰れてしまうというリスクがあります。ネイルサロンは、初期投資としては50万円程度でできるためネイルサロンに勤務した経験がなくてもサロンを開くという方が多いのです。
しかしネイリストとしての技術は優れていても経営に関する知識がないと成功するのは、難しい面があります。ネイルサロンを経営するには、接客面もですが最低限の経営に関する勉強もしておく必要があります。
このようにネイリストは、実力がものを言う世界でありネイリストになって明確な計画をたててキャリアを積むことでしっかりと収入も入ります。
ネイルが好きな方は、大変な仕事ですが技術をしっかりと身につけ客の接待などを丁寧にすることでキャリアアップができる職業でもあるといえます。
まとめ
ネイリストの給料は、雇用形態によってどのように違うのか!
ネイリストの給料のシステムとは
アルバイトの給料とは
正社員の給料とは
店長クラスの給料とは
独立開業した場合の収入は