クラリネット 用 リガチャー で おすすめ 商品はいったいどれでしょう。クラリネットを本格的に習う場合でない限り、購入時のクラリネット用リガチャーをそのまま使用する方も多いかもしれません。
しかしクラリネット用リガチャーは、吹き心地や変え音色を変化させることが可能です。では、クラリネット用リガチャーでおすすめの品を5つご紹介致します。
クラリネット用リガチャー ~おすすめ5選~
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クラリネットのリガチャーとは
リガチャーは、マウスピースにリードを固定するための締金のことです。材質としては、金属、皮製、布製、樹脂製などがあります。
一般的に金属製では華やかな明るい音色となり、皮製の場合には柔らかい音色で他の楽器との調和を大切にする音色をだしたい場合に合っています。
クラリネット用リガチャーは、マウスピースなどと比較すると軽視されがちです。しかしリガチャーを変えることでタンギングや音色への影響もあらわれます。
音色においては、大きく変化しますので演奏者の趣味や趣向などが最も表現できる部分だとも言えます。
プロの方ともなるとさまざまな種類のリガチャーを使用していることが多いです。
ビュッフェクランポンの銀メッキ
定番といわれているリガチャーには、クランポンの純正のリガチャーがあります。
クランポンの楽器を購入した場合に付属しているものですが、良いリガチャーでプロの方でも使用していることが多いです。
バランスのよいリガチャーで、音色としては柔らかく甘めでしなやかな感じで控えめな音色です。タンギングがしやすく適度な抵抗感があります。
特別な音色ではなくご自分の音色を作りたいという方には適しています。
しかし金属が伸びやすいために寿命が短いという難点があります。また品質にばらつきがありますので注意が必要です。
セルマーのB♭クラリネットの銀メッキ
見た目は、クランポンとよく似ています。セルマーのものはクランポンよりも作りとしては頑丈で、使用している素材はセルマーの方がリードと接する面が大きく硬い印象です。
音色が硬めですが、ストレートに響き入れた息の分だけ音になるという感じです。
高音の場合には、少しコントロールをする時にコツが必要となりますが、使用する方が最近は増えているようです。
ボナードのB♭クラリネットの金メッキ
ボナードのB♭クラリネットのリガチャーで逆締めゴールドプレート金メッキ仕上げ2250UGは、クラリネットを演奏者の中では、定評のあるリガチャーです。
ボナード社のさまざまなリガチャーの中でも一番人気となるもので、プロの使用率が高いです。
高音から低音までむらなくしっかりと鳴らしてくれますので、芯のある音や大きい音、またキラキラとした音をだしたい方には最適のリガチャーです。
ソリスティックな音の印象がありますが、他の楽器と調和し吹奏楽やオーケストラなどでも使用できます。
ダークな音色をだしたい場合には、ニッケルプレートを使用すると効果があらわれます。
ロブナー社のMKのIIIB♭のC―1R
ロブナー社のリガチャーのMKのIIIB♭のクラリネット用 C―1R は、金属のリガチャーは、あまり好みではないという方に向いています。
高音でも細くならずに響きを保つことができます。タンギングも程良い抵抗感があります。ナチュラルにリードの振動を音に変える優しい音色が特徴的です。
しかし大きな音や派手な音色をだすのは難しく、その点は非金属のリガチャーには全般的にあてはまります。
BGレヴェレーションシルバーのサポートL4RS
BGレヴェレーションシルバーのリガチャーでクラリネット用のシルバープレートサポートL4RSは、革の中に金属の部分があり革のリガチャーと金属の良いところを合わせ持つリガチャーです。
音の立ち上がりが明快で革特有の音色の特色である柔らかさも表現できます。全音域のコントロールがし易く、タンギングも大変し易いリガチャーです。
しかしマウスピースへの密着度が低く、すぐにリガチャーがずれてしまうことが難点です。
また大きい音を出すのは難しく、息を一気に入れようとするとある程度でストップすることがあります。
楽器店には、さまざまなリガチャーがあり試してみることもできます。
リガチャーによって音色が変化するのかと楽しくなります。ぜひご自分の好みのリガチャーをみつけて下さい。
まとめ
クラリネット用リガチャー ~おすすめ5選~
クラリネットのリガチャーとは
ビュッフェクランポンの銀メッキ
セルマーのB♭クラリネットの銀メッキ
ボナードのB♭クラリネットの金メッキ
ロブナー社のMKのIIIB♭のC―1R
BGレヴェレーションシルバーのサポートL4RS