クラリネット リード には、どのような 種類 があるのでしょうか。クラリネットを演奏する際には、リードが必要となります。初心者は、あまりリードの重要性に気づいていない場合もあります。
しかしクラリネットの演奏に慣れてくるとリードの違いにも気づけるようになります。では、クラリネットのリードはどのような種類のものがよいのかご紹介致します。
クラリネットリードの種類と特徴 ~リード購入時の注意点~
クラリネットのリードとは
リードは、クラリネットを演奏する上でなくてはならない必要なものです。それは、人間でいえば声帯の役割をはたします。
筋肉である声帯が振動している時に空気が通ることで声となります。喉に手を当てて声をだすと震えるような感覚が感じられますが、クラリネットでは声帯にあたるものがリードとなります。
クラリネットの音色が決まるリードは、大変重要なものとなります。
リードの種類では
リードの種類としては、日本国内では7種類の厚さのものがあります。それは、リードの2や21/2、3と31/2、4と41/2、5という種類になります。
メーカーによっては厚さや強度に若干の差はあるのですが、数字が小さいものは薄く、大きい数字になると厚くなるという点では共通しています。
また表現としては、柔らかいや硬いというリードの説明がありますがどちらのメーカーの商品でも同じ意味となっています。
プロの方でもアマチュアでも練習などの日常的に使われているのは、3や31/2、4番あたりのようです。
リードの選び方
リードによってクラリネットの吹き心地は、かなり大きく変わります。同じ箱に入っているリードでも1枚ずつに違いがあります。まったく息が入らないものや音が鳴りすぎるために良くないというものもあります。
そのために良いリードを普段から選ぶということが大切です。では、どのように良いリードを選ぶとよいのでしょうか。
まず吹き心地もよく音色も良く鳴るリードがいいでしょう。そして同じようにどの音域も鳴らすことができ、特に高い音域が鳴るものが適しています。
そして演奏会などの本番でも使用できるレベルのリードが良いものです。リード選びは、普段からこのような視点で行っていることが大切です。
リードのメーカー
メーカーとしては、バンドレンやリコ、ゴンザレスやグロタン、マーカとレジェールなどがあります。
リードの種類が多いのは、バンドレンで4種類でリコは10種類ぐらいあるのですが、カットの違いなどもあり吹き比べて選ぶということは数が多いために難しいかもしれません。
値段は、バンドレンの V12で3千円程度です。リコでは、ファイルドと言われているグランドコンサートシックブランクのリードで3千円前後です。
B♭クラリネットのリードは、1箱に基本的に10枚入っています。価格は、現在のところ3千円前後ですがメーカーによって多少異なります。
リードを購入する時のポイント
1箱に10枚程度入っているのですが、リードの当たり外れがあります。そのために良いリードを探すという作業がどうしても必要となります。
ひどい場合には、残念ですが10箱購入して調べても良いリードがないということもあるようです。
そのために金銭的に負担となりますが1箱単位で購入するのではなく複数購入したほうが良い場合があり安心です。
あまり音色は良くないけれども音の鳴りが良いので基礎練習には使用できるというレベルのリードは、1箱に2枚から3枚はあります。
ファゴットやオーボエなどのリードは、単価が高いために試し吹きをさせてもらえます。
しかしクラリネットのリードは単価も低く需要も多いために試し吹きなどはさせてもらえません。どのようなリードが箱の中に入っているのかはわからないのです。
できれば有名な需要の多いメ-カ-のものから吹いてみてください。その方が購入しやすく今後も継続して使用しやすいでしょう。
またマウスピースなどとの相性も大事となります。それによって吹奏感や音色も変わってきます。
そのためには、まずご自身が吹いて試して良い演奏ができるリードを選ぶことが大切です。
まとめ
クラリネットリードの種類と特徴 ~リード購入時の注意点~
クラリネットのリードとは
リードの種類では
リードの選び方
リードのメーカー
リードを購入する時のポイント