自分で 着付け できれば、お祝いの席や習い事に出席する上でとても役立ちますが、習得するには 時間 や場数を積み重ねなくてはなりません。
その努力の過程を楽しむのも大事ではありますが、所要時間がある程度目途がつく着付けサービスを利用する選択肢もあります。
自分で着付けできますか?所要時間はどのくらいですか?
着付けの目安時間
着付けサービスを美容室や式の会場となるところに依頼した場合、着物の種類や着付けを行う方の個人差はありますが、平均すると約1時間前後です。
あくまでもこれは純然たる着物の着付けの平均的な所要時間です。これにヘアセットやメイクを加算するとさらに30分から1時間がかかります。
また着付けを依頼した人の髪の毛の長さによっても時間の相違があります。ショートカットの方だと着付け・ヘアメイクで1時間半くらい、ロングヘアならば2時間くらいはみていた方が良いです。
成人式
着付けのみならば、15分~30分です。その他ヘアセットやメイクを希望する場合、プラス時間として30分から1時間は加算されます。
混雑が予想される成人式の着付けは、念のために時間にゆとりを持つ必要があります。
例えばある地域の人気店に着付け等を依頼した場合、各年度の成人数にもよりますが、成人数の変動が多少あったとしても、その人気店に大多数が依頼する可能性も考えられます。
日時が決まっている成人式などは美容室側でも人数が不足になりますので、それを念頭に置いて待ち時間を覚悟するか、無理のない別の美容室に変えるか決断する必要があります。
結婚式
結婚式の留袖の着付け所要時間は、平均的に30分前後とかかる場合が通常です。もちろん着付け依頼者の要望や着付け等を行う人の技量によっても所要時間は異なります。
さらにヘアセットやメイク時間も加わると最低でも1時間、余裕を持って1時間半はみていた方が、安心です。
普段から着慣れていない着物で長時間過ごすのは、かなり疲れることは確かです。できるだけ移動の少ない結婚式会場内で着付けサービスを行うことをお勧めします。
美容室に依頼した場合
美容室で着付けをお願いすると、着付けとヘアセットとメイクでそれぞれ、所用時間として1人に各30分ずつくらいはみた方が良いです。
参考までに自分でやる場合は、やはり自分の着付けの早さによりますので、手慣れていれば15分、慣れていない場合は1時間は余裕を持ってみていた方が賢明です。
会場となるホテル等に依頼した場合
ホテル等に依頼した場合、会場側はいつも頼んでいる着付師さんにお願いしますので、料金は着付師さんの着付け費用プラス会場側の利益も合算されて、利用者の元へ請求書される金額は実際高いです。
ホテル等に依頼した場合、結婚式ならば30分くらいです。ヘアセットも追加すると同じく30分程度とかかります。
最終的に作業する方の段取りにもよりますが、早い方ならば双方合わせて30分で仕上げて下さるケースもあるので、時間配分は上手に行うべきです。
自分自身での着付け
例えば習い事の茶道や華道などに出席する場合やちょっとした観劇などに行く時に少し改まった佇まいをしてみたいと思われるならば、ぜひ着付けを習得することをお勧めします。
わざわざ新調すると高くつきますが、中古やリサイクルでそれなりに良い品も手に入りやすくなっています。
帯などは最初から一本で仕上げるのは大変と感じているのであれば、作り帯のようなものを利用する選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。
何かをきっかけに違う自分に出会う機会を作り出すのも面白いですよ。
まとめ
自分で着付けできますか?所要時間はどのくらいですか?
成人式
結婚式
美容室に依頼した場合
会場となるホテル等に依頼した場合
自分自身での着付け