「空手初心者必読!上達しやすい道場の選び方(前編)」では、空手の種類や流派についてご紹介いたしました。後編では、 空手 の失敗しない 道場 の選び方をご紹介いたします。
道場選びのためには師範の人間性をみることも大切なポイントとなります。
空手初心者必読!上達しやすい道場の選び方(後編)
- 目次 -
失敗しない道場の選び方
伝統派空手かフルコンタクト空手か、どちらが自分にとって良いのか選んだらいよいよ道場を探していきます。ここで大切なのは自分に合った流派を選ぶのではなく、自分が長続きしそうな道場を選ぶということです。
なぜなら空手には200以上の流派があり、そのどれもが技術の細かな面で異なります。それぞれを一つ一つ調べるのは現実的ではありません。
またどんなに気に入った流派が近所にあったとしても、その道場そのものが自分に合っていないとなかなか通い続けることができないからです。通い続けなければ当然、空手のスキルも向上しないままでしょう。
ですので、大前提である伝統派空手とフルコンタクト空手の違いを知って選ぶことができたのであれば、すぐに道場選びを始めるようにしましょう。長続きする道場を選ぶためのポイントとしては5つあります。
まず1つ目は子どもの部と一般の部があり、別々の時間が設けられているかどうかです。小学生や中学生と一緒になって稽古するのは気が引けてしまいますし、稽古仲間というのも見つけづらいものです。
また仕事帰りの時間帯に通う、休日でも空いている時間があるなど、自分のライフスタイルに合った時間帯に稽古が受けられるのも長続きに直結します。
2つ目はその道場が積極的に大会に参加しているか、どのくらいの実績をあげられているかをチェックしましょう。
ある程度の成績が残せるほどであれば、それだけ稽古内容は充実しているということですし、道場全体が活気に満ちているということです。そうした道場は自ずとやる気のアップにもつながりますから、ぜひ調べてみることをおすすめします。
3つ目は師範の人間性です。これは実際に見学や体験をしてみて、その道場の雰囲気を見てみることでわかります。初心者やまだ習い始めの人がいれば、その人に対して師範がどのように接しているのかは大きな判断材料になります。
また長く続けてレベルアップをした生徒さんがいるかどうかの基準として、黒帯の生徒さんの数も聞いてみるとよいいでしょう。なお、見学や体験は無料で行っている空手道場が多いです。
4つ目は師範の人間性を見ると同時に、参加している生徒さんにどのような人が多いか見ることです。謙虚に稽古に励む人が多いのか、師範の言うことを聞かない生徒さんがいないかどうか、見極めるのがとても大切になってきます。
一緒に頑張りたい、あの人みたいになりたいと思える人がいればそれが空手を習う目標の一つとなりますので、ぜひそういう人がいないかも探してみましょう。
5つ目は稽古の料金の高さです。それぞれの空手道場の施設や立地にもよりますが、週1回のペースで学生は8,000円前後、一般人は12,000円前後が相場となっています。
初めての人はそこに10,000円前後の入会金や8,000円前後の空手着の購入代がかかりますので注意してください。
なお、空手道場によっては『無拳龍空手道』の道場のように無料で空手着を貸してくれるところや、『野地道場』のように入会金無料キャンペーンを行っている道場もあります。
長続きするかどうかまだわからない人、試しにやってみたい人もすぐにできるようなサービスを行っている道場も多いので、近くの道場がやっていないかどうか調べることもおすすめします。
まとめ
空手初心者必読!上達しやすい道場の選び方(後編)
失敗しない道場の選び方