部屋に植物があると家の中が明るくなります。その多くは世話のしやすい 観葉植物 でないでしょうか。少しずつ大きくなりますのでいずれ 植え替え が必要になります。
観葉植物の植え替えの 方法 にはポイントがあり、それを守ればさほど難しい作業ではありません。ぜひとも自分でやってみましょう。
これで失敗しない!観葉植物の植え替え方法
室内の植物の状況とは
家の中に植物があると家の中が明るく活気に満ちたように感じられます。植物があることで部屋のインテリアにまとまりが感じられるようになります。
さらに日々の植物のようすをながめて楽しめますし、私たちの日常をいやしてくれます。室内で育つ植物の多くが弱めの光でもじゅうぶんに育つ観葉植物といわれるものです。
室内の弱い光の中でもゆっくりと生育して長いあいだ楽しむことができるものです。それでも少しずつ大きくなっていきますから鉢の中の根がきゅうくつになってしまいます。
屋外の庭に生えている植物と違って室内の一定の大きさの鉢の中に根を下ろしているわけですからスペースが限られています。
そのままでは有限のスペースがなくなってしまいます。それだけでなく古くなって傷んだ部分は新しい根の生育には障害となりかねません。
そのまま放置してしまうと根腐れなどが起こり、地上部分の生育に支障をきたしてしまいかねません。そのために植え替えをしてそれをふせぐわけです。
植え替えで根づまりをふせぎ、酸素不足の状態を回避できます。
植え替えの準備
植物を植え替えする前にはまず必要なものを購入して集めます。どうせ大きくなるからといって植物のサイズに合わないとても大きな鉢を準備してもこれはよくないです。
その理由は室内という限定された空間でほぼ同じ状態をなるべく保ちたいわけですから、鉢は以前よりも若干大きい程度でいっこうにかまいません。
そうした鉢の中から室内の空間にふさわしいものを選びます。
そして用土です。用土は植物の種類によって千差万別です。コチョウランのようなものですとしめらせたミズゴケだけですし、サボテンですと赤玉土や砂になります。
このように植物の種類による根の性質の違いを知り、用土の水もち、空気の流通、栄養分の保持力に合ったものを選びます。
最近は市販品で各種の観葉植物向けの用土が調製されて袋づめで売られています。
もしわからない場合にはナーセリーの相談員に植物名をつたえると最適のものを選んでくれるでしょう。
観葉植物の植え替えの手順
植物の種類によって本来は植え替えの時期や内容は異なる部分がありますから概要のみを示します。
多くの場合、鉢から植物を抜くともとの鉢の土をよく落とします。この際に生きている根を傷めないように注意します。
逆に傷んだ部分は取りのぞくようにします。上に書いたようにのちの生育の障害になるかもしれないからです。取りのぞいたほうが空気のとおりがよくなります。
植物の種類によっては根を洗う、根の一部を切り取るなどの処置をします。これらものちの生育を促すためです。
そして新たな鉢には鉢底石や粗めの軽石などを置き、用土を少し入れ、植物をおいてみてバランスの具合をみてみましょう。植物によっては正面がありますからここでしっかり配置を決めます。
根の周りに土がしっかりまわるように用土を足しつつ割りばしなどで根の周りに入れていきましょう。
鉢の上のふちから3センチぐらいの深さまで用土を入れたら、水を鉢底から十分出てくるまでやることで、土に含まれる細かなみじんをとりのぞくことができます。
基本的に根づまりしにくいように空気の流通を確保するために植え替えると思えばよいでしょう。これで基本的な植え替えは完了です。
まとめ
これで失敗しない!観葉植物の植え替え方法
室内の植物の状況とは
植え替えの準備
観葉植物の植え替えの手順