観葉植物は、比較的手がかからず気軽に楽しむことができます。枯らしてしまうなどの苦い経験は、もしかしたらかまい過ぎが原因だったかもしれません。観葉植物は、ポイントを押さえておけば元気にすくすく育ちます。
初心者でもできる 観葉植物 の 育て方 の基本をご説明いたします。
初心者でもできる!観葉植物の育て方の基本
観葉植物の置き場所
簡単に言うと、観葉植物の大半はカーテン越しに日が当たるような場所を好みます。観葉植物を暗い場所に置くと、1週間と経たずに葉の色が変色し元気がなくなります。直射日光の当たらない明るい日陰を好むということを覚えておきましょう。
日光を好む観葉植物もいますが、真夏の炎天下のような時間帯はやはり日陰に避難させる必要があります。強い日差しにあたり過ぎると葉の色が変色することがあるので、半日陰において育てるのが無難です。
観葉植物の水やりのタイミング
観葉植物の育て方で肝心なのが、水やりです。土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
1回の水やりで、鉢底から水が流れ出てくるまで与えたら、忘れずに鉢皿の水を捨てます。鉢皿にたまった水を放置すると、逆流し土の中の酸素が減少し根腐れの原因になります。普段は、葉や幹に霧吹きでシュッと水を吹きかけ湿度を保つようにします。
観葉植物の肥料
観葉植物は、植えつけ時に用土に混ぜる元肥と植えつけ後の成長を促す意味での追肥があります。観葉植物はすでに植えつけされたものを購入することがほとんどではないでしょうか。この場合は追肥が必要です。
これは、観葉植物が成長するにあたり足りなくなった栄養分(主に窒素分)を補います。肥料のやりすぎは観葉植物にとっても良くないので、ご自身の観葉植物の種類の育て方、肥料の与え方の目安を知っておくことが良いでしょう。
観葉植物の冬場の対策
観葉植物を育て方で避けて通れないのが冬場の対策です。観葉植物は全般的に日本の寒さには弱いです。窓際は寒く、暖房が直接当たるのも観葉植物にとってはきついことです。比較的暖かいのが、暖気が集まる棚の上、人が集まる場所などでしょうか。
観葉植物専用のハウスもあり電源を入れるだけで温度を維持することも可能です。人気のある幸福の木やサンスベリア、アンスリウムなどは耐寒温度が8度以上です。寒冷地では何らかの対策が必要と言えそうです。
観葉植物の成長に適した土は?
観葉植物を基本通りの育て方をしていくと、必ず植え替えが必要になってきます。
観葉植物の成長に適した土は、観葉植物専用の培養土か、肥料持ちや根張りを良くするためのピートモス、排水性のあるパーライトや保水性のあるバーミュキュライト、赤玉土などを配合して作ることができます。ご自身で配合する場合の基本は「同量」です。
慣れてきたら、観葉植物の特徴に合った配合にしてみるのもいいかもしれません。ピートモスの代わりに腐葉土を使用することもできますが、臭いやカビなどの原因となることがあり、室内ではあまりお勧めできません。
気をつけたい観葉植物の病気
観葉植物を育てていると、中には病気や害虫による被害を受けてしまうことがあります。主な病気として、斑点病・炭疽病・褐斑病などがあります。
斑点病は梅雨時期に多く、葉に灰褐色、ねずみ色がかった黒っぽい茶色の小さな斑点ができます。炭疽病は春から秋に多く葉に灰色や黒色の円形や不整形の斑ができます。
褐斑病は、通年で葉に円形や不整形の褐色斑ができます。どれも、発病した葉を取り除かないと生育に影響します。
害虫では、アブラムシやハダニ、カイガラムシ類に注意が必要です。室内であっても容易に侵入してきますので日頃の観察が大切です。薬剤を使用する際は、対象の観葉植物と防除したい害虫などを確認してから薬剤を使用するようにして下さい。
まとめ
初心者でもできる!観葉植物の育て方の基本
観葉植物の置き場所
観葉植物の水やりのタイミング
観葉植物の肥料
観葉植物の冬場の対策
観葉植物の成長に適した土は?
気をつけたい観葉植物の病気