事務職を希望する女性は昔から大変多いのですが、近年は事務職のOA化が進み採用人数が減らされ、女性の場合は年齢が高くなると早期退職をうながされることが多いようです。
そこで、企業の 事務職 として生き残るために 英語 のレベルを上げることが武器になるのでおすすめです。
英語のレベルアップで事務職のプロを目指す
事務職と英語
いつの時代も女性に人気のある事務職ですが、そのため競争率が高く、正社員、パート、派遣社員とどのような就業形態でも、採用されないという経験をしている人が増えています。
特に、年齢が高くなるにつれ、一般事務に関しては採用がかなり厳しく、就職活動が厳しいものとなっているようです。
スキルとして、パソコンができることはもう当たり前の時代ですが、ここに英語ができるというスキルが加わると採用される確率が高くなるという傾向があるようです。
希望する業界にもよりますが、最近は海外とのやり取りが増えている企業がほとんどですので、英語ができる事務職員がいることは、その企業にとって何かと貴重な存在となります。
また、英文事務という事務職もあるので、英語ができることは事務職として採用されること、また、就業中でも英語のスキルを磨くことで企業で生き残る確率が高くなってくると思われます。
英語ができると言ってもそのレベルはさまざまですが、一般的にどのような資格でどのようなレベルなら企業が求めている事務職員として活躍できるのかを代表的な資格で見ていきたいと思います。
実用英語技能検定
多くの人が知っているまたは受験したことがある通称英検ですが、この資格は学校で団体で受験させることも多く馴染みがあると思います。では、この英検ですが、事務職を希望している人の場合、履歴書に書いて通用するのは2級以上とかつては言われていました。
ですが、社会の国際化にともない留学経験のある日本人や帰国子女の増加、企業内で使用する英語レベルが上がっていることから、最近では準1級以上を持っていることが望ましいと言われています。
さらにこれは昔から言われていることですが、1級を持っていれば英語に関する仕事に必ずつけるようです。ですが,1級はかなり難関ですので、まずは準1級を目指して勉強をすることをおすすめします。
TOEIC
TOEICは資格というよりも何点のレベルかという英語の総合力を見る検定試験ですが、これは、多くの企業が入社してから定期的に受験させることも多く、仕事をする上でその人の点数が仕事内容にも響いてくるほどの影響力のある試験です。
派遣会社でもスタッフにTOEICを受験することを勧めている会社が多く、独自のセミナーや試験対策などを行っているところもあります。実際、派遣会社の求人を見てみると、TOEIC何点以上の人を希望という求人が多くあります。
派遣社員の場合は特に即戦力が求められるため、この試験の点数を重要視しています。実際、就職活動をするさいに履歴書に書いて通用する点数は600点以上と言われています。
これは英検2級くらいのレベルと言われていますが、おそらく総合的な英語力という判断では英検2級よりも少し高いと思われます。
企業に入社してから、さらに勉強を続け、点数をあげていくことはかなり重要で、そのことが事務職として生き残る道のひとつになるため、地道な努力が必要です。企業内には、事務職でないのに、900点レベルの人がいることがあります。
そこまでのレベルになると社内でもいちもく置かれる存在になりますし、翻訳などの副業や転職などにも有利になってくると言われています。
実務で重要なのは話す力と聞く力
日本人は中学生から英語を勉強し始め、高校生、大学生と英語の勉強にはかなりの時間をかけていますが、話すこと、聞くことはかなり苦手な人が多く、それは日本の英語教育の問題でもあると言われています。
学校での英語の成績が良くても、仕事や旅行などではまったく英語が話せない、会話が理解できないという人が多く、あれだけ勉強したのにと嘆く人も多いようです。実際、事務職として英語を使用するなら、あいさつ程度以上の英語能力が必要です。
それは、英語の文章を読み、英語の電話や外人の話す英語を理解し、英語で会話ややり取りができるレベルの能力ということになります。
独学だけでは、なかなか上達しないものです。語学スクールなどを利用して、実際に外国人を相手にビジネス英会話を学ぶということも即戦力につながってくるのでおすすめします。
まとめ
英語のレベルアップで事務職のプロを目指す
事務職と英語
実用英語技能検定
TOEIC
実務で重要なのは話す力と聞く力