医療事務 として働いた場合の平均 年収 や、医療事務と一般事務との年収差はどの程度なのか、勤続年数によって医療事務は年収アップの見込みはあるのでしょうか。肝心な収入面、医療事務の年収についてご説明いたします。
医療事務の年収とアップの見込みは?一般事務職との年収比較
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医療事務の年収が見合わないと言われる理由とは
医療事務の年収が他事務と比較すると、見合わないと感じられることもあるようです。理由としては、医療用語などの専門的な知識が必要、レセプト請求作成期間中の残業、医療事務以外の雑用を頼まれることがあるなどのようです。
専門的な知識は必要ですが、一般事務の仕事でも職種によって覚えることはたくさんあります。働く現場は国家資格者が多いことからもそう感じてしまいがちなのかもしれません。レセプト請求期間中の残業については、この期間中だけ外部委託をしている病院もあります。
委託がない場合でも、長時間残業にならないような対策を講じることも可能です。医療事務の年収が見合わないと言われがちですが、事務職の中では申し分ない給与がでます。残業をすれば、本来残業代がつきます。
休職後の復職や自身のライフスタイルに合わせた働き方が選べるのは、医療事務が群を抜いているのではないでしょうか。一般事務では、難しい傾向にあります。
ズバリ!医療事務の平均年収は?
医療事務の平均年収はいくらぐらいでしょうか。医療事務職の男性平均年収が343万円、女性平均年収が254万円でした。(2012年DODA調査)医療事務全体の平均年収は254万円で、ひと月18万円の収入です。
月給15万~20万円が全体の6割を占めています。医療事務は学歴、地域、経験などによっても年収差がでるため一概には言えませんが、250万円前後スタート、経験や管理業務に就くことで年収が300万円~400万と増えてきます。
事務職は、ほぼ変わらない年収が多いですが、前向きに努力を重ねていくことで、300万円以上の年収という期待が持てるのも医療事務ならではないでしょうか。
医療事務の地域別年収とは
医療事務は地域によっても年収に差があります。全日本病院協会の調査によると、医療事務の正社員の年収平均は、北海道・東北地方が3,592,604円、関東甲信越地方が3,901,826円、東海・近畿地方が3,798,152円、中国・四国地方が3,247,866円、九州地方が3,284,428円です。
長期勤続者や役職者などを含むため、地域別年収は平均年収よりも高めの結果が出ているようです。年収を定めているのは各病院やクリニックなので、この通りではないことをご承知おき下さい。
医療事務の年収は一般事務と比較してアップの見込みは?
医療事務の年収は一般事務職と比べると、勤続年数が短い時点ではあまり大差がなく、年収も医療事務が平均254万円、一般事務が平均252万円です。
一般事務は、年収アップの見込みが少ないのが特徴的ですが、勤続年数が10年でおよそ年収300万円以上や25年以上で500万円も可能です。中堅病院以上などある程度の大きな規模の病院では、診療情報管理業に従事することで年収300万円以上も目指せます。
専門の資格もあるようですが、医療事務の仕事を網羅できていれば特に資格はなくても診療情報管理業務に従事することができます。
働きながらも学ぶことが多くやりがいのある医療事務
医療事務になろうと思ったきっかけは何だったでしょうか。人と接することが好きでなければ、絶対に勤まらない仕事です。
医療事務の職業をただの事務職と捉えるか、つねに学習し吸収しながら自己成長が出来るか否かによって管理職・事務長など道が開けそうな職業が医療事務なのです。
病院運営の縁の下の力持ちとして、年収アップや医療事務のエキスパートになれるかは就職後も続く学習意欲ではないでしょうか。
まとめ
医療事務の年収とアップの見込みは?一般事務職との年収比較
医療事務の年収が見合わないと言われる理由とは
ズバリ!医療事務の平均年収は?
医療事務の地域別年収とは
医療事務の年収は一般事務と比較してアップの見込みは?
働きながらも学ぶことが多くやりがいのある医療事務