人物の イラスト でとくに 女の子 の 描き方 が思いどおりにいかない場合の対応法を示します。もっとも注意したいのが繊細な曲線部分の多い女の子の作画では立体を正確に表現することがポイントです。
まずは人が立体の集合体であることを頭に入れて大ざっぱにバランスをとった表現をめざしてみましょう。
これで実力アップ!イラストの女の子の描き方
女の子が描きにくいと感じたとき
イラストの人物についてはそのまちがいに気づきやすいものです。
熟練者と未熟な人が描いたイラストとの差は大きく感じます。おかしいなと感じたときには人にみてもらい指摘してもらいましょう。
とくに動きをともなった表現や視点を高くしたり低くしたりした時には難点が顕著になりやすいです。やはりデッサンする際にいくつか打開すべきポイントがあることを示しています。
とりわけ人物のうち女の子を描く場合には、男の子の体とくらべて各部分や顔に繊細な曲線が豊富です。それらが的確な一本の線で表現できているかどうかチェックします。
着衣の線に着目すると体に接している服の部分と接していない部分では描く線の描き方はちがってきます。
それから人体の各部分のバランスはしっかりとれているでしょうか。また遠近法のマスターは必須ですのでもう一度単純な立体に立ちかえり、きちんと描きわけできるかチェックすることからはじめてみましょう。
イラストが描けているかどうかは地面に足がついているように見えるかどうかをチェックします。重心がとれて重みや力のかかる方向が感じられるかどうかは大切な要素です。
体の向きと画面の空間との関係なども考慮しないといけません。
イラスト表現に達するまで
多くの場合にはイラストしっかり描けるようになるまでは数多くの絵を描いて練習を積みます。毎日のように描くことで修正しないといけないところがおのずと明らかになってきます。
ひととおりきちんとした表現法を身につけたうえで、デフォルメしたイラストを描くようにします。基本点において両者に大きな違いはないからです。
もちろん自分なりの表現をめざすことはたいせつなことですが、優れた作者の模写や表現をひととおり学ぶことはたいせつです。
見慣れたイラストほど模写するだけで自分の描いたものの未熟な部分がはっきり露呈してしまうのでとても勉強になります。
こうした模写は人物だけでなく背景となる風景や室内の表現も同時にみがいていきたいもので、いずれも必要になるからです。
女の子のイラストの注意点
女の子を描く際に描く対象の年齢によって各部のバランスのとり方、描き方に細かな違いがあります。これは男の子を描く以上に細かくわかれているといえます。
しっかり描けているとそのイラストからおよその年齢を推定することができるぐらいです。
ダイナミックな動きのある表現をしっかりとらえて描く練習をすることが大切で、基本的に正面を向いて立っているだけのイラストはあまりニーズがないといえます。
それだけでは動きがなく生気の感じられないイラスになってしまうからです。
人は起きていると何かをしていますし考えていますから、ようすや状況がはっきりわかる動きの表現を練習してみましょう。
たとえば手をあげたり、首を少し傾けたりしてみます。そして当面の目標となるのは心情表現です。
もちろんイラスト表現ですから表現を助ける手法は少なからずあります。しかしその助けなしでも女の子をしっかり描きわけることで主要な心情までわかるようになると表現の幅が広がります。
喜び、悲しみ、怒り、不安、期待など主要な表情やからだの向きや動きを体の各パーツの動きとともに表現してみます。これらの使い分けが的確にできるようにしていくとよいでしょう。
まとめ
これで実力アップ!イラストの女の子の描き方
女の子が描きにくいと感じたとき
イラスト表現に達するまで