ハンドメイド 作品をを売るサイトが多くでき、 作家 として活躍できる場が増えています。
それに加え、フリマやメルカリ、ヤフオクなどでも収入がある場合、 確定申告 はどうすれば良いのかと悩む方もいるのではないでしょうか。
今回は確定申告について初歩的なことをご紹介します。
知っていた?ハンドメイド作家でも確定申告が必要なこと!
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ちょっとした趣味でもハンドメイドを売ったら所得になります
ハンドメイドをフリマやメルカリ・ヤフオク・貸しショップ・サイトなどで個人的に売買をして、金銭の受け取りがある作家さんの多くは少額だから大丈夫と安心してはいないでしょうか。
少額でも売り上げがある以上、所得として扱われます。個人事業主として登録している方は確定申告をしているでしょうが、個人事業としてやっていなくても確定申告が必要な時があります。
売上よりも経費の方が多くて赤字になっている場合などは確定申告の必要がありませんが、1円でも売り上げが多かった場合は雑所得となり、確定申告が必要になります。
ハンドメイドの作品の経費とは何?
ここで、気を付けておきたいのは経費として認められるものとそうでないものを知っておくことです。ハンドメイドで使用した材料費は経費に含まれます。
また、ハンドメイドで使用する工具、専用の机なども経費に計上できます。
しかし、住んでいる家の家賃をすべて経費としていたり、ガス料金や水道料金も経費として所得からひいている方は要注意です。ほとんどガス料金・水道料金は経費としては認知してもらえません。
また、自身の家の家賃すべてを経費にすることも考えにくいです。実際に仕事場として使っている割合を決めて、その分を経費にします。
1部屋を使っている場合は家全体のコンセントの数を割った分を経費にする・使用している部屋の面積を割って経費にするなどの対応が必要です。
携帯電話代や電気代、新聞代、書籍代などの経費がどの程度認められるのか詳しく知りたい方は専門家や税務署にたずねると良いでしょう。
副業でやっているハンドメイドの作家はどうしたらよいの?
給与所得がある方で副業としてハンドメイドの作家をされている方は売上から経費を引いた分が20万以上の時に確定申告が必要になります。
この場合、雑所得という分野の扱いとしますが、個人事業主として登録してやっている方は青色あるいは白色で税務署に申告をしましょう。
副業としてされている場合の注意点は職場で副業が認められていない時に職場にばれてしまう可能性が出てくることです。
確定申告すること自体は大丈夫であっても、住民税が多くなり給料所得だけではないと職場に気づかれることがあります。
不安な方は税理士に相談してみると良いかもしれませんが、副業は専業としている職業に悪影響を及ぼすとみなされることもありますので注意が必要です。
扶養に入っているハンドメイドの作家はどうしたらよいの?
扶養に入っている作家さんは上記のような副業としての所得ではありません。
基礎控除が38万円なので、売り上げから経費を引いた額の所得が38万円を超えない限りは確定申告はしなくてもよいようです。
38万円以上であったら確定申告をする可能性がでてきます。
また、所得によっては扶養家族にならないこともあるので、売上額や経費などはしっかりと計算して年度途中や年度末で売り上げを調整できるようなら、注文を受けない・売らないなどの対策を取るようにしましょう。
専業主婦の場合は夫の会社によって扶養手当などにも関わってくるので、必ず相談するようにしましょう。
扶養の場合でも副業でも経費に関しては同じですので、売れなかった分の商品などの棚上げの計上もできるので、詳しく調べることが重要です。
まとめ
知っていた?ハンドメイド作家でも確定申告が必要なこと!
ちょっとした趣味でもハンドメイドを売ったら所得になります
ハンドメイドの作品の経費とは何?
副業でやっているハンドメイドの作家はどうしたらよいの?
扶養に入っているハンドメイドの作家はどうしたらよいの?