学習塾 の チラシ を見るときにどこに注目すればよいでしょうか。それにはいくつかポイントがあります。
この学習塾は個別塾か集団指導か、補習中心か受験塾か、学校の進度に合わせて教えているかどうかなどが書かれていることがあり塾選びの参考になります。
ここに注目!学習塾のチラシのポイントとは
塾の種類
学習塾が多様化しています。したがって建物を見てもどのような形態の指導法をとっているのか、何を目的とした塾なのか一見しただけではわかりにくいことがあります。
そのときには学習塾からご家庭に配られるチラシを見るとある程度の情報を知ることができる場合があります。
たとえば補習を中心にした塾なのか、受験を目標にした進学塾なのかです。これによって塾は大きくわけられるといってよいでしょう。
合格実績や体験談などが中心のチラシであれば進学塾の可能性があります。
それから指導方法によってもわけることができます。
最近の塾では保護者の方々が塾に通っていた時代とくらべると、集団指導よりも個別制や少人数制をとり入れた塾が目立つようになりました。
さらに学習方法も千差万別です。従来の講師による講義中心、自学自習を貴ぶやり方、タブレットやPCを用いた学習法を導入した塾などさまざまです。
それぞれの塾が売りの指導法をチラシにあげていることがあります。
チラシの着眼点
どこの塾でも対象とする学年などを表記していることが多いです。この塾はいいと思っても対象としていない場合もあります。
また曜日や時間がほかの習い事との都合で合わない場合もあるでしょう。
その場合でも個人経営の小規模の塾ならば交渉次第で教えてもらえる場合があります。
したがってチラシをうのみにするばかりでなく、交渉の余地がありそうかどうか電話などの記載がある場合にはたずねてみるとよいでしょう。
チラシはあくまでも標準的な目安といえます。大部分の需要はそこにありますが、個々の生徒に関しては学力を補いたい場面は多様です。
その多様性にどの程度考慮してもらえるか、塾によってその対応力には差があります。
子供のやる気を起こさせることに熱心な塾長がいる塾もあります。
あるいは塾に通っている先輩がいっしょに教えて、他の生徒に教えることで学力と意欲をのばしているユニークな塾もあります。
このような個性的な塾はチラシの内容もユニークな記載がされている場合があります。どのタイプの塾が自分の子供に適切かある程度チラシはそのことを語ってくれます。
指導方針は重要
多くの塾ではチラシのなかに指導方針をひと言で明示していることがあります。その言葉はその塾を端的にあらわしていて、通ってみればそのとおりだといえます。
したがってその塾の雰囲気はチラシからおのずと伝わってくるものです。
和気あいあいと講師の先生と友達のように接するのがよいのか、それとも厳格なほうがよいのか、これも子どもによって相性があります。
いずれにしてもある程度おためしや体験ができる場合があります。
そのサービスを大いに活用して体験してみたうえで、子供の意見も聞いて学習塾の選択をするのがよいでしょう。
チラシは子供、保護者、先生を映す鏡
家庭や学校ではカバーしきれない部分を補ってもらうのが学習塾の役割です。その点では子供、保護者、塾の先生の3者が一致協力しあって本来の目的が果たせるといえます。
塾が教育面におけるサービス産業である以上、保護者の方や子供たちの意見や考えもそこに反映されたうえで、学習面での目的が果たせることになります。
それには3者の話し合いによる意思の疎通と協力が欠かせません。
そのような体制が築ける塾かチラシからじわりと伝わってくる場合があります。たとえば保護者自身の経験談などで掲載している場合です。これは参考になります。
たとえ宣伝文の一部としての掲載であっても、そこには保護者の方々の本音が見えてきます。
これはチラシの利用法としてもポイントとなる箇所といえます。塾側の示すものだけでないその塾の実態がそこには少なからず反映されているからです。
まとめ
ここに注目!学習塾のチラシのポイントとは
塾の種類
チラシの着眼点
指導方針は重要