フォニックス アプリ を使い、最近ではスマホで手軽に英語の発音を学ぶことができます。
フォニックスは特に子どもの英語教育に人気です。英語圏の国でも学校教育に取り入れられており、綴りと発音の関係を学ぶ基本となっています。
日本では、英語を学ぶ大人にも発音がよくなると人気で、さまざまなフォニックスアプリが開発されています。
フォニックスアプリで英語発音が良くなる ~人気アプリ~
フォニックスとは
フォニックスは英語の綴りと発音の規則性を学ぶものです。『A(エー)、B(ビー)、C(シー)・・・』と考えるのではなく、一字一字の発音に注目します。
例えば、英語の『pig(豚)』はカタカナ読みだと「ピッグ」ですが、フォニックスを使うと、『p』は「パとプの間のような音」、『i』は「イまたはアイ」、『g』は「グですが、ウを発音しないので、ガとグの間のような音」になります。
ですから、「ピッ(グ)」と最後のグにあるウの音が強調されない発音になることがわかるわけです。
このように、綴りと発音の関係を知っていると、知らない言葉がでてきても発音することができます。フォニックスを学ぶと発音がよくなると言われる理由がこれです。
英語圏の国では英語を学ぶ基礎として学校教育にフォニックスが入っています。日本でも同じように子どもの英語教育に使われることが多いです。
そして、手軽にフォニックスが学べるさまざまなアプリが開発されています。遊び感覚で学べる子ども向けのものが多いですが、大人が学習する用のアプリもあります。
アプリで学ぶフォニックス
語学は頻繁に使うことで習得できますから、アプリなどを使って手軽に学べる環境をつくることが大切です。
フォニックスが学べるアプリは無料のものも有料のものもたくさんあります。意外なのが日本で開発されたものが他のアプリに比べて少ないことです。
それは、フォニックスの元が英語圏での基本の学習方法だからです。そのような理由で、フォニックスのアプリは海外で開発されたものが多いのです。
まず、フォニックスの人気アプリランキングで上位にあるのが「楽しいABCフォニックス」です。
歌やアニメで楽しく練習ができて、なぞり書きやミニゲームなどの機能もあります。親しみやすいデザインも好感がもてます。フォニックスの基本が身につくということで、入門編として使う大人も多いようです。
「ジョリー・フォニックス(Jolly Phonics Letter Sounds)」は教材を手がけているイギリスの出版社が開発したアプリです。
世界的に高く評価されており、「フォニックスのアプリといえばこれ!」と言われるものです。信頼性があるため、安心してダウンロードできます。ベーシック版の他にソング版、レッスン版もあります。
気合を入れて取り組みたい場合は「Kids vs Phonics」がいいかもしれません。説明も英語なので、英語漬けで学習ができます。内容がレベルアップしていくため、ゲーム感覚で学ぶことができるのも魅力です。
大人でも使えるアプリ
前述のとおり、フォニックスは主に子ども向けの学習方法であるため、アプリもかわいらしいものが多いです。
子ども向けアプリでも、大人にも十分に有効ですし、大人でも楽しめるものがたくさんありますが、子どもっぽいデザインのアプリではやる気がでないという人がいるかもしれません。
そのような人には「Phonic Genius」がおすすめです。シンプルなデザインで、大人が外出中に使っていても恥ずかしいと感じることはないでしょう。語彙数も多く、自分の声を録音して正しい発音と比較できる機能などがついています。
「ポケット・フォニックス」も他のアプリに比べておとなしめのデザインです。フォニックスの基礎トレーニング、似た音聞き分けトレーニング、音の足し算、サイレントeの4部構成です。基礎からしっかりと学ぶことができます。
フラッシュカードで反復練習
フォニックスの基礎ができたら、フラッシュカードを使った反復練習で学んだことを定着させるのも一つの上達方法です。「letter k phonics flashcards for pre k alphabet」はフラッシュカードを使ったフォニックスの練習ができるアプリの一つです。
アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語と種類が選べるのが特徴です。「Phonics Flash Cards」というiPhone版だけのアプリや「Phonics Awareness」というAndroid版だけのアプリもあります。
まとめ
フォニックスアプリで英語発音が良くなる ~人気アプリ~
フォニックスとは
アプリで学ぶフォニックス
大人でも使えるアプリ
フラッシュカードで反復練習