全身運動になり、効果的にダイエットができるということで、スポーツクラブやジムで水泳をする人が多いです。ですが、はじめるとなると少し悩んでしまうのが水着選びです。
レジャー用ほどではありませんが、 フィットネス 用の 水着 もいろいろあります。
用途によって選ぶフィットネス用の水着
ポイントは「きつめ」
水着選びで重要なポイントはサイズです。ダイエットもかねてフィットネスに通う人は、なるべく体のラインが目立たないようにしたいと思うかもしれませんが、水着はピタッとフィットするサイズを選ぶのがポイントになります。
まず、生地は水をふくむことで若干ゆるむ傾向があります。体のラインを気にして大きめの水着を選ぶと、水に入った時に体に合わなくなり動きにくいですし、しばらく着用していると、生地が伸びてきます。
また、水泳をつづけているうちに、体がしまってサイズダウンといううれしい効果が期待できますから、水着は体にフィットするもの、または若干小さめのサイズを選ぶのが大切です。
ですが、どうしても体のラインが気になるという人は多いでしょう。フィットネス用の水着は黒や紺のシンプルなものが多いですが、最近はそれに差し色がしてあるものや模様が入っているものもあります。
体がきれいに見えるようなデザインがたくさん出ていますから、安心です。
水泳が効果的な運動だと言われる理由の一つが水の抵抗です。これは水着の劣化にも関係してきますから、フィットネスに週に3回以上通う場合は、水着を2着準備するといいでしょう。
次回泳ぎに行くときまでに水着が乾かず、半乾きの水着を持ち歩かなければならないという事態を防ぐこともできます。
競泳用かフィットネス用か
運動用で着用する水着にも種類があります。水の中でする運動もさまざまだからです。スイミング、アクアビクス、水中ウォーキングなど、スポーツクラブでもいろいろなプログラムが組まれていることが一般的です。
スイミングクラスでしっかり泳ぎたい人は「競泳用」の水着を準備します。競泳用の水着は生地が薄めです。水の抵抗がなるべく少なくなるようにデザインされているためです。
ワンピースタイプになりますが、足まわりが「ハイカット」(かつて水泳選手が着用していたようなデザイン)、「ミドルカット」(学校水着のイメージ)、「ハーフスーツ」(膝上まで生地があるタイプ)の大きく3種類にわかれます。
最近はハーフスーツを選ぶ人が多いようです。男性用もハイカット(ブリーフタイプ)、ミドルカット(ボクサータイプ)、ハーフスーツ(スパッツタイプ)の3種類です。
スイミング以外の水中運動をする人は、セパレートタイプの水着が人気です。競泳用に対して「フィットネス用」として販売されています。セパレートタイプは脱着しやすく、組み合わせもいろいろあります。
上はTシャツタイプのものやノースリーブのもの、下は短パンかハーフパンツかなどです。アクアビクスなどは腕や足の付け根を大きく動かす運動が多いですから、セパレートタイプの水着を選ぶ場合は動きやすいかどうかをきちんと確認してください。
水着テクノロジー
0.1秒を競う水泳選手にためにさまざまな研究が重ねられていますが、一般向けの水着にもいろいろな技術が導入されています。
まずは、水陸両用水着です。これはジムで運動した後にプールを利用するという人に便利です。出勤前や用事の合間に運動したいといった時間のない人にはうれしいかもしれません。
水着の生地素材もいろいろと開発されています。ルミマジック・アクアはプールの塩素の匂いや雑菌の繁殖を抑えます。サラカラやカルライトは耐水性に優れています。
また、サーモトロンは熱を蓄える機能があるということで、水から上がった時の冷えを防止できると言われています。素材やデザイン、用途を考慮して水着を選べば、より効果的に運動ができます。
まとめ
用途によって選ぶフィットネス用の水着
ポイントは「きつめ」
競泳用かフィットネス用か
水着テクノロジー