2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催が決定し、さまざまな国の方達の来日が予測されています。民間ボランティアの募集も始まり、その中に「英会話ができる人」との条件が課されているものも少なくなく、「英会話なんて私には無理」と思われてボランティアを敬遠されている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、 英会話 はいろいろな 勉強法 があり、会得する方法は1つではありません。
英会話の勉強法にお金をかけるもの?
英会話教室に通う
英会話を勉強する方法として最初に頭に浮かぶのは、英会話教室に通い学ぼうという考えではないでしょうか。週に数回通ってネイティブスピーカーの先生に習うという勉強法が主流の英会話教室ですが、英会話教室によって受講する値段に差が出ています。
A英会話教室
- マンツーマンで週2回 月6,000~8,000円
- 2~3名で週2回 月約3,000円
B英会話教室
- 8名前後で週2回 月約20,000円~
C英会話教室
- グループレッスン 月5,000円~
英会話教室に通うとなると、この月謝の他に入学金、施設維持費などの諸経費がかかってきます。コースによっては職業訓練給付金の申請を使えるところもありますので、個人負担が減るものもあります。
実際に体験授業に参加し、どれだけ費用がかかるのか見積もりを出してもらうことが安心です。また、予約の仕方や振替授業の方法も忘れずに聞いておきましょう。
ラジオ講座やインターネットで学ぶ
ラジオやインターネットでもさまざまな英会話講座が開かれています。ラジオ講座は平日の朝と晩に学ぶことができ、ラジオ講座の良い点は、テキストを販売していること、音声が1か月分まとめてCDとして売り出されていることです。
携帯電話でもつなぐことのできるインターネットで学ぶ良い点はキーフレーズの繰り返しテストができること、多種多様なアプリがあることなど、どちらの勉強法も自分の移動時間や空き時間に学べることです。
また、英会話教室に通うほどの費用がかからなくて済むところは金銭的にありがたく、自分の予定を中心に生活ができるところは利点ではないでしょうか。
BSやテレビを利用する
BSでは海外のニュース番組を観ることができ、音声ボタンひとつで主音声や副音声の設定ができるのでとても便利です。番組によっては、日本語で聞き英語の字幕を読めるものもあります。
また、BSチャンネルではなくても、英会話番組を放映しているところもあります。番組録画をすることで見逃す心配もありませんので、子育て中や介護中など家をなかなか出られない環境にいる方々も英会話を気軽に学ぶことができます。
どんどん英会話を耳にする
日本人には発音がしにくいといわれている「L」「R」、「S」「TH」など、舌の動きが必要な発音もたくさんあります。
もちろん、このような発音をする日本語が存在しないので、聞き取るのも最初は大変なことでしょうし、英会話を始めるにあたって誰もが最初にぶつかる壁ともいえます。しかし、毎日少しでも英会話を耳にしていれば、違いがわかるようになってきます。
英語を母国語としない国も世界にはたくさんありますので、発音やイントネーションにはその国特有の癖があるかもしれませんが、たくさんの英会話を耳にして自分でも英会話に挑戦していくことも勉強法のひとつです。
自分にあった英会話の勉強法を探す
お金をかければかけただけ、さらによりよい環境で英会話を勉強することができますが、それぞれの生活スタイルにあった勉強法を取り入れることこそが英会話を長続きさせるポイントです。
途中でくじけてしまって損した、最初からああすればよかったと後悔することのないように自分自身を見つめ直し、最適な英会話の勉強法を探してみてください。きっと自分だけの英会話の勉強法がみつかることでしょう。
まとめ
英会話の勉強法にお金をかけるもの?
英会話教室に通う
ラジオ講座やインターネットで学ぶ
BSやテレビを利用する
どんどん英会話を耳にする
自分にあった英会話の勉強法を探す