英語 の 勉強 方法として 洋楽 は効果があるのでしょうか。英語の勉強方法として身近な方法のひとつに洋楽があります。リスニング力が高まるという話を聞きます。
歌を聴いているだけで「本当に効果があるの?」と思うかもしれませんが、活用のし方によっては大きな上達につながります。
英語の勉強として洋楽は効果的? ~おすすめ洋楽は~
洋楽好きには
タイトルにある「英語の勉強として洋楽は効果的? 」という質問ですが、答えは「はい」です。
洋楽をよく聞く人、好きな歌やアーティストがいる人には有効な勉強方法です。
まず、英語の勉強に対するモチベーションを持続することができます。
外国語の習得は『学習を続ける』ことが大きなカギです。
短期集中型では身につきません。「学生の時にフランス語を勉強して、成績もよかったけど、今ではほとんど覚えていない。」というような状況の人は多いでしょう。
それは、その言語を使っていない期間が長いからです。
日々こつこつ続けることが外国語の上達には欠かせません。そして、続けるには興味を持続させることが必要になります。
ですから、洋楽を聞くことは洋楽が好きな人には大変効果がある勉強方法なのです。
参考書を読んでいても、眠くなったり、知らない単語があっても調べる気が起きなかったりします。
ですが、自分が好きな洋楽だと、歌詞の意味を理解するために、よく聞いて、いろいろ調べたりするでしょう。
そして、やはりリスニング力が高まります。
学習教材の音声は何度も聞きたいと思わなくても、好きな洋楽なら飽きずに繰り返し聞いていられます。
いろいろな歌を何度も聞くことで、耳が慣れて、さまざまな英語の表現を覚えることができます。
また、好きな歌を歌うことで、発音の練習にもなります。
洋楽での勉強方法
洋楽は英語の勉強になると書きましたが、ただ聞いているだけでは上達につながりません。
まず、リスニング力を高めるには、単語やフレーズがある程度聞き取れるまで、歌詞を見ずに何度か曲を聞くことからはじめます。
次に、歌詞の和訳を使ったり、辞書で調べたりしながら、しっかり意味を理解していきます。これで語彙数や表現力が高まります。
そして、聞きながら歌うことにより、洋楽はアウトプットの練習としても使うことができます。
聞き取りやすい洋楽を選曲
洋楽を活用するうえで、勉強方法のほかにポイントとなるのが曲選びです。
好きな曲を選ぶのも大切ですが、特に初級の人は『聞き取りやすい曲』を選ぶのも大切です。
好きな歌がアップテンポな曲やラップだった場合、まったく聞き取れずに落ち込んで終わるという状況にもなりかねないからです。
英語の勉強につかえる洋楽の定番中の定番はビートルズとカーペンターズです。
音楽の教科書にも使われるほど歌詞がわかりやすく、聞き取りやすい歌い方です。
今、世界中の若者(特にティーンエイジャー)に人気のテイラー・スイフトの歌も聞き取りやすいです。
前述のカーペンターズに比べるとアップテンポですが、恋愛にまつわる女性の気持ちがストレートに表現されていてわかりやすいです。
流行りのフレーズを知ることもできます。
もう少し内容が濃いものを聞きたい場合は、女性ボーカルならピンク、男性ボーカルならジャスティン・ティンバーレイクがいいでしょう。
どちらも幅広いジャンルの曲を歌っていますから、気にいる歌が見つけられるはずです。
歌い方もはっきり目ですから、聞き取りやすいです。
スラングに注意
好きな歌の意味がわかって、英語の勉強にもつながるということで、洋楽を聞くことは一石二鳥ですが、注意しなければならない点が一つあります。
それは、学んだ単語や表現が一般的ではないかもしれないということです。
邦楽と照らし合わせればわかるように、歌というのは日常的には使わない言葉や表現が多く使われています。
洋楽の場合は、短縮された言い方や不適切なスラングが使われていることがあります。
ですから、英語の基礎学習や文法の勉強には不向きです。
そこに注意しつつ、英語の勉強を楽しく続けていくための一つの方法として洋楽を取り入れるといいでしょう。
まとめ
英語の勉強として洋楽は効果的? ~おすすめ洋楽は~
洋楽好きには
洋楽での勉強方法
聞き取りやすい洋楽を選曲
スラングに注意