バラ の季節には、花瓶にさまざまな色合のバラの花を楽しめます。ですが季節が終わってもきれいなバラの花をお部屋に飾って楽しみたいものです。方法としてバラをドライフラワーにすることなのです。
では素敵なバラの ドライフラワーの作り方 をご紹介します。
さまざまなドライフラワーの作り方でバラに挑戦!
バラのナチュラル乾燥
バラの種類でドライフラワーにするためにポイントとなることは、花の大きさなどの選び方です。大輪のバラの場合には花びらが大きく枚数も多いためにどうしても中の湿気がとれないために腐ってしまうということがあります。
そこでドライフラワーにするものとしては、スプレーバラや中輪までのものにしてください。
方法としては、バラの葉を適度に外して茎部分をひもや輪ゴムなどでくくります。
そして風通しの良い直射日光が当たらない場所を選んで花びらを下向きにしてつるしてください。
1本ずつにわけてつるすと一層でき上がりが早くきれいにできます。ハンガーやフックなどを活用すると手軽に乾すことができます。
干す場所の注意点として水場のあるキッチンなどは避けましょう。およそ1週間から10日間ほどでしっかりと乾燥したら完成です。
もっと手早くドライヤー乾燥
自然乾燥では、かなり日数がかかりますのでもう少し手早くする方法としてドライヤーでバラの花を乾燥するという方法があります。
この方法でバラを乾かすと1日程度で仕上がりますのでおすすめです。
具体的な乾かし方は、葉の枚数を少なくしたバラを紙の袋に底の方に花を向けてさかさまにして入れます。そして紙袋の口元あたりからドライヤーで温風を送りこむのです。
5分から6分ほどでバラを取り出して、自然乾燥のようにさかさまにし風通しの良い場所でつるしてください。
この場合の注意点は、温風がバラにじかに当たらないようにすることです。直接あたってしまうとバラが痛んでしまうからです。
グリセリン溶液で花瓶にさしてドライに
バラを花瓶などにさしたままで作ることができるドライフラワーです。
グリセリンは、薬局などで購入してください。方法としては、グリセリンと熱湯を1対3の割合で混ぜてください。この液を冷まし花瓶などに入れてバラをさします。
この状態で冷暗所に置いておきます。だいたい10日間ほどでドライフラワーになります。
注意する点は、溶液がしっかりと浸透するように茎に切り込みを入れ吸い上げやすい状態にしてください。
グリセリン溶液を吸い込ませたバラは、色合いも鮮やかで葉などが取れることも少なくなります。
シリカゲルで色を残して鮮やかに
バラの花の色は、できるだけ鮮明に残したドライフラワ-にしたいものです。そのためには、シリカゲルを使用しますがドライフラワー用のものを選択してください。
方法はタッパーなどの容器にドライフラワー用シリカゲルを容器の底が見えなくなるように入れます。その上にバラの花を置きシリカゲルを花の上にさらに入れてください。
そして容器のふたを完全に閉め1週間から2週間ほど置くと完成します。
注意する点は、シリカゲルはバラの花がつぶれない程度に優しくふりかけ花が完全に隠れるまで入れることです。
またシリカゲルは、じかに手などで触れると肌が荒れる恐れがあります。作業をする場合には、手袋などを着用しましょう。
また小さなお子さんがいる場合には、触れないような所で保管し乾燥させてください。
電子レンジでさっと簡単に
最も簡単な方法としては、電子レンジを使用するものです。これは、先述しましたシリカゲルの方法の応用で容器にシリカゲルとバラの花を入れるまでは同じです。
そしてポイントとしては、電子レンジを使用しますので容器は、電子レンジに対応できるタッパ-などにしてください。
そして電子レンジに容器を入れてふたはしません。500ワットであれば、およそ1分半ほど加熱してください。
加熱が終了したら容器を取り出し冷ましてからバラの花を取り出します。
この時に加熱時間は、電子レンジによって多少できあがりに違いがありますので調節して下さい。バラを加熱しすぎると焦げることがありますので様子を見ながら行なってください。
また加熱した後の容器やシリカゲルは、高温になっていますので火傷をしないように注意して電子レンジから取り出してください。
バラの花束などをお祝いや記念などでいただいた時には、ご紹介した方法で大切な花をドライフラワ-にしてきれいな姿で残して楽しんでください。
まとめ
さまざまなドライフラワーの作り方でバラに挑戦!
バラのナチュラル乾燥
もっと手早くドライヤー乾燥
グリセリン溶液で花瓶さしてドライに
シリカゲルで色を残して鮮やかに
電子レンジでさっと簡単に