鑑賞用として人気が高い バラ 。品種も多く、そのエレガントな姿はさまざまな場面で人々を魅了します。記念日などのお祝いで花束として頂くことも多いでしょう。
フレッシュなバラを堪能した後は ドライフラワー にして思い出と一緒に保管しましょう。作り方 をご紹介いたします!
初心者でも簡単!ドライフラワーの作り方~バラ~
花のある暮らしを楽しむ
忙しい現代社会。趣味で園芸をしたり、花やグリーンをお部屋に飾ることで癒されたり元気をもらったりする人が増えています。さまざまなSNSでも「花のある暮らし」を楽しんでいる様子がうかがえます。
花やグリーンという生命がひとつあるだけで殺風景な風景もあたたかく見えたり気持ちもリフレッシュできたりします。なかでも品種が多く、色鮮やかなバラは愛好家も多く、そのエレガントなたたずまいは人を惹きつけてきました。
甘く華やかな香りも魅力のひとつでしょう。そのようなフレッシュな生花としてのバラの魅力を異なる形で堪能できるのがドライフラワーです。アンティークのような独特の風合いと雰囲気は生花とは違った美しさを楽しませてくれます。
長い間、その美しい姿を堪能できるバラのドライフラワー。作り方をご紹介いたします。
ベーシックで簡単おすすめ自然乾燥法
ドライフラワーといえば一番に思いつくのは花を逆さまにして吊るしている姿ではないでしょうか。フラワーショップやインテリアショップなどでディスプレーとして見かける姿も多いかと思います。
ドライフラワーの作り方はまさにその姿の通りです。ドライフラワーにしたい花やグリーンを逆さまに吊り下げて1~2週間乾燥させるとできあがります。
とても簡単ですが、その際にいくつかポイントがあります。
①吊り下げる前の下準備として茎部分の葉やバラの場合はトゲを取り除きます。②花束を先に輪ゴムできっちりまとめてから麻ひもなどをゴムの上から巻いて吊るしましょう(乾燥してくると茎や枝が細くなるため輪ゴムできっちりしめておくことが重要です)。
③直射日光があたらず通気性のいい場所に吊るしましょう。直射日光は色あせの原因になりますし、湿度はドライフラワーの敵です。
そのため、湿度の高い梅雨時などを避け、乾きやすい乾燥した冬などをおすすめします。
また、バラは花びらが多い大輪のものや満開のものは乾きが遅かったり、花びらが落ちやすかったりとドライフラワー向きではありません。
つぼみやスプレーバラ、ミニバラなどを咲ききる前の切り花として十分楽しめる状態で吊るし始めるのがきれいなドライフラワーにしあげるコツです。
フレッシュなバラの美しさから少しずつドライに変わっていく完成までの様子を愛でるのもドライフラワー作りの楽しみのひとつです!
乾燥剤を使ったドライフラワーレシピ
前項の自然乾燥によるドライフラワー作りが一番ベーシックでおすすめの方法ですが、自然乾燥より鮮やかな色を保つ方法として乾燥剤を使用する方法があります。乾燥剤(シリカゲル)を使い、花の水分を抜いていく方法です。
ドライフラワー用の乾燥剤が販売されています。それをタッパーなど密閉できる容器に敷き詰めてその中に茎を2~3cm程度にカットした花を置きます。花の上からもまんべんなく乾燥剤をふりかけて花が埋まるようにします。
この状態で一週間程度保存するとドライフラワーができあがります。自然乾燥よりも鮮やかに生花に近い色が保てるドライフラワーになりますが、容器で乾燥させるという方法上、大きな花やグリーンなどの乾燥には向きません。
小さくカットしたドライフラワーができあがるので、額や瓶などにおさめてディスプレーしたり、ウェディングや玄関先でのウェルカムボードに貼り付けたり、リースなどの材料として使用するのがおすすめです。
花のなかでも特にバラは品種が多いこともあり、数えきれないくらい豊かな色合いをみせてくれる花です。
鮮やかな色を保ちながらドライフラワーにできるこの方法は用途次第では大変魅力的です。
仕上げスプレーで型崩れ防止
自然乾燥法でも乾燥剤による方法でも仕上げにスプレーをかけるのをおすすめします。型崩れや花や実が落ちてくるのを防いでくれます。
スプレーによっては少し光沢がでるものもありますが、長い間ドライフラワーをきれいな状態で保てます。
WEBでドライフラワー用の仕上げスプレーと検索するとさまざまな種類のものを見つけることができます。
スプレーの匂いや光沢、硬さなどに少しずつ違いがありますので、仕上がりの雰囲気をみてお気に入りの一本をみつけましょう。
まとめ
初心者でも簡単!ドライフラワーの作り方~バラ~
花のある暮らしを楽しむ
ベーシックで簡単おすすめ自然乾燥法
乾燥剤を使ったドライフラワーレシピ
仕上げスプレーで型崩れ防止