部屋の模様替えや、生活する人の構成の変化などによって、 棚 の中身が見えているよりも 扉 があった方が見た目や生活用途に適することもあります。
棚に扉を取り付けるだけで、収納家具として一新することも可能なのです。 DIY で棚に扉をつけるポイントをお伝えします。
棚がちゃんとした家具に一新!DIYで棚に扉をつける方法
棚に扉をDIYするには
棚に扉を、取り付ける際は、扉をつけたい箇所の木枠部分の大きさを測ります。扉のサイズは、木枠よりも少し小さめのサイズに切り出す必要があります。
また、蝶番の型によっては、開閉時に厚みが増すことがあります。棚に扉をつけてみようかと考えた時には、実寸の測定と扉の開閉の向きどうするのか考察する必要があります。
利用したい場所によって、扉が完全に開ききらないなどの問題も出てきます。インテリアに合わせたデザインも考えておくといいのではないでしょうか。
扉はどんな材質がいい?
扉の材質にはどのようなものが向いているでしょうか。取り付ける棚に合ったものが一番ですが、軽い材質のSPF材などが向いているかもしれません。
他にも端材を組み合わせ、木枠で囲むものや、すのこや、写真フレーム、コルクボードなどを使い、中央にアクリル板、すりガラス模様のシートを貼りガラス風にする方法や、扉となる本体の板に、切り口を45度にカットした細い木を貼って、立体感のあるデザインにしても素敵です。
室内の使用ですので、あまり考えすぎなくてもいいのかもしれませんが、キッチンや、浴室では、カビや腐食を予防する観点で、加工が必要になることもあります。
DIY初心者でも簡単取り付けできる?
一般的に棚に扉を取付する方法は、蝶番です。取り付けた扉が開かないようにするのには、マグネットタイプか留め具タイプを使用します。
蝶番にもさまざまな種類があり、右開き、左開き、180度開く背押しなしタイプ、背押しありタイプ、スプリング機能がついているものなど豊富に存在します。
またマグネットタイプは、押すと開くもの、閉めるとマグネットがくっついて勝手に開かないようにするタイプなどがあります。
留め具は、扉の内側に2個のローラーがあり、扉を閉めるとローラーの間に金具が挟まり留まるものです。好みの物を使って問題ありませんが、取り付けが簡単なのはマグネットタイプです。
初心者が失敗に多いのは、取り付けの穴あけです。穴あけには、下穴といって予備の穴をあけてから、確認して本来固定したい場所で留めるようにします。こうすることで失敗する確率が、抑えられるのではないでしょうか。
取手などを取り付ける場合には、上だけ下穴をあけ、位置の確認をしてからしっかりと固定をします。取付位置に下穴を開けること、確認してからしっかりと固定するということを覚えておくといいのではないでしょうか。
棚に扉をつける手順は?
必要な物は、扉の木材と、開閉に使う蝶番・扉を閉めておくための金具類・取手・必要なら塗装用品・ドライバーやインパクトドライバーなどの工具類一式、マスキングテープ、やすりなどです。
賃貸住宅などの場合は、周囲への騒音・振動などにも配慮が必要です。材料を切り出したら、切り口を、やすりがけし、断面を滑らかにします。塗装が必要な場合はこの段階で行います。
しっかりと乾かしたら、蝶番を2箇所に取り付けていきます。ずれてしまわないように、マスキングテープで固定すると、下穴が開けやすくなります。
蝶番がついたら、取手を取りつけます。しっかりと位置を確認してから取り付けるようにしましょう。やり直しがきかないため慎重に取り付けます。
次に、扉が閉まった時のキャッチ部分の取り付けをします。ずれやすいので、マスキングテープで動かないように固定してからしっかりと留めます。
ワンプッシュ式のマグネットでは取手の取り付けは不要です。
まとめ
棚がちゃんとした家具に一新!DIYで棚に扉をつける方法
棚に扉をDIYするには
扉はどんな材質がいい?
DIY初心者でも簡単取り付けできる?
棚に扉をつける手順は?