家庭のさまざまな場面で DIY をとり入れることができます。家庭でも使い勝手のよいペンキが市販されています。DIYで ペンキ を使って気になるところを塗装して快適な場所へと変えることができます。
ペンキは空間の雰囲気づくりを手軽にできる良い方法といえます。ここではペンキの活用術に関して示します。
DIYで思う存分活用できる使いやすいペンキ
DIYで手を入れる
家のここをこうすると便利になるはずとか、より見ばえがよくなるといった経験がないでしょうか。それをDIYによって思うとおりに改善できたらさらに満足できます。
生活をより快適にできて家族に喜んでもらえます。
DIYしたいところのなかでとくに経年変化により色が変わってみずぼらしくなったところに有用なのがペンキです。たくさんの色やテイストのペンキがあり選択に困るぐらいです。
場所に合わせてペンキ選び
ペンキには大きくわけて2種類あります。
ひとつは油性塗料です。溶剤に専用の油を用いてペンキを溶かして使います。日光や風雨にあたっても劣化しにくい屋外用のペンキとしてよく使われています。
もうひとつは水性塗料です。アクリル系を中心に少量の水で薄めて使います。あつかいやすくさまざまな用途に使えます。においが穏和で室内向けによく利用されているペンキです。
水性でも乾くと水に溶けなくなる性質があります。長期間にわたって色が劣化しにくい成分からなる長持ちするタイプもあります。用途に応じて使いわけるとよいでしょう。
塗装する前の準備ふたつ
ペンキで塗装するまえには基本的に塗装する場所の準備がいります。ひとつは養生をすることです。
塗りたい場所以外のところにペンキがつかないように、マスキングテープを使って新聞紙、ビニールシートなどで覆います。
とくに壁を塗る場合にはコンセント、コード類、動かせない家具などにペンキがつかないようにします。養生することで塗装の作業がはかどります。
もうひとつは塗りたいものに対して下地づくりをすることです。よりよい仕上げに重要です。劣化した古い塗装面についてはなるべくサンドペーパーなどを使って落とします。
下地づくりの作業により表面に塗料がつきやすくなります。塗装面に穴やひびがある場合には、硬化型のパテなどで埋めて表面を滑らかにしておきます。
このあと必要に応じて下塗り剤を塗る場合があります。
水性塗料について
水性塗料は初心者の方でも容易にDIYで利用できるペンキです。下塗りをしっかり行えばさまざまな材質のものに塗れます。
しかも塗ったあと乾燥させると水には溶けなくなり、もとの色の上にかさねて全くちがう色にできます。
水性塗料には一度塗りで仕上がるタイプと重ね塗りを前提にしたタイプがあります。重ね塗りを必要ときには一度塗った個所が完全に乾いてから二度目を塗るようにします。
けっこう仕上げの際に塗り忘れなどに気づくことがありますからよく点検してみます。意外な個所に塗り忘れがあるものです。
ふだんと違う方向から光をあててみると塗りむらがわかることがあります。
あとかたづけが簡単で刷毛やローラーなどは水洗いして乾燥させればおしまいです。乾く前ならば水洗いや水拭きすれば手や余分なところについたペンキは取りのぞけます。
すべての塗装が完了して完全に乾くまでは換気に注意します。どんなペンキでも揮発性の成分を含みます。これらが十分に揮散するまでじゅうぶんに換気します。
乾燥したあとに養生に使ったテープやシート類を取りのぞいていきます。この際に丁寧に行わないとテープといっしょに塗装面が浮いたりはがれたりすることがあるので注意します。
ペンキを塗る際に
広い平らな面をペンキで塗りたい場合にはローラー刷毛が便利です。均一に塗りむらなく仕上げることができます。
初心者の方は刷毛ですと刷毛目が出やすいものですが、ローラーならばそれをふせぐことができます。
ローラーを使う場合には、ペンキは缶から平らなトレイなどに移して使います。ローラーの全面にペンキがつくようにしないと塗りむらになります。
したがって塗料はじゅうぶんにトレイに出して使うようにします。
こみいったところや平らでない面を塗る時には刷毛が便利です。水性塗料の場合にはあまり水を加えすぎると十分に塗料がのらない場合があります。
刷毛がスムーズに動くようにたれない程度にペンキを刷毛に含ませてぬることがポイントです。
まとめ
DIYで思う存分活用できる使いやすいペンキ
DIYで手を入れる
場所に合わせてペンキ選び
塗装する前の準備ふたつ
水性塗料について