デジタル イラスト を描画するコツは、まず、 線画 の上達が必須項目です。何度も描いて練習を積むことが大切ですが、コツをつかんでおくと、なお、レベルアップにつながります。
今回はソフト選びから線画の仕方をプロのように仕上がるコツを加えて紹介します。
デジタルできれいに仕上げる!線画で決まるイラストとは?
基本はソフト選びから!!
デジタルイラストができるソフトをまず選んでからスタートしましょう。おすすめのソフトはアドビから出ているイラストレーターです。
また、フォトショップもプロ仕様でよく利用されています。イラストレーターは線がきれいにクリアに描けるイラスト専用のソフトです。
文字なども加工できる点で幅広く利用できます。フォトショップは写真のような画像の処理を得意としていますが、絵も描くことができます。機能が充実しており、色を塗るときに加工しやすいソフトです。
フォトショップもイラストレーターも費用がかかるため本格的にイラストを描く前に試してみたい方は無料のソフトを使ってみましょう。
ファイアーアルパカとギンプ、インクスケープというソフトが無料で配布されています。初心者にはファイアーアルパカが手軽に描画できるのでおすすめです。ギンプは機能が高い画像処理が上手くできるソフトです。
インクスケープは絵を描くための専用のソフトです。描画のソフトの他にペンタブやスキャナーも用意できるとより本格的に描けます。
初めからペンタブで描く方法
イラストを描くときにペンタブを使うと、とても繊細な部分までしっかりと描くことができます。マウスではちょっとしたところの描画が上手くいかないことがあるので、多くの人はペンタブを利用する傾向があります。
まず、いきなり線を描いて仕上げると修正する部分が多くなるために、ラフ画を初めに描きます。ラフ画の後に下書き、それから、線画をしっかりと描くようにしましょう。ラフ画と下書きと線画のレイヤーはすべて別にします。
また、どのレイヤーで描いているのかわかりやすくするためにラフ画は薄い色、下書きは薄くてラフ画の反対色、線画は黒と決めてから描きます。
下絵を取り込んで描く方法
下絵を手書きで書いてからPCに取り込んで、線画を描く方法もあります。
そのためにはスキャナーが必要ですので用意しましょう。スキャナーで取り込んだ後にその画像をなぞるように線を描きます。
下地の絵と線画は各レイヤーを別々にします。下地の絵は淡い色の線にし、線画の方は黒で描画します。
絵の透明度を変えることで、線画のとの違いがでるので、下絵のレイヤーに透明感を出す方法も良いでしょう。
線画のコツを抑えるとプロのように仕上がる!
下絵をただなぞっただけでは、スタンプのような画像にしかなりません。イラスト画として成立させるためには線の細さ、太さを変更します。遠くにあるところは細目のペンで、近いところは太目のペンを使用しましょう。遠近感が出てプロのように描けます。
また、外側の線は太く、内側は細く描きます。描くポイントは1本の線をさっと一筆で滑らかに描くようにすることです。
もし、間違ってしまったら、消しゴムツールや変形ツールなどを使って修正します。PCなのでctrlキーとzキーを両方押せば、前の段階に戻ることも容易にできます。
外側の線と線の間は開けないように描きましょう。後の色塗りのときに間が空いていると、バケツツールで一気に色を付けることができなくなったり、特定の範囲を指定しにくくなったりします。
一番難しい髪の毛は実際の生え方を参考に考えてください。上からさっと下すように描くと良いでしょう。
プロのように仕上げるコツは外側の毛や毛先はペンを細くすることです。やわらかい髪の毛の印象のイラストに仕上がります。
まとめ
デジタルできれいに仕上げる!線画で決まるイラストとは?
基本はソフト選びから!!
初めからペンタブで描く方法
下絵を取り込んで描く方法
線画のコツを抑えるとプロのように仕上がる!