ボルダリング用のシューズはジムでレンタルできます。しかし、普段はいている靴と ボルダリング シューズ では、形状も用途もことなります。
ボルダリングジムに通いはじめる初心者の方にむけてシューズ選びのポイントをご紹介します。
ボルダリング初心者は足が痛くならないシューズを選ぼう!
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サイズ選びはここがポイント
ボルダリングシューズは普段履いている靴よりもきつめの靴を選ぶ必要があります。これは、指先にしっかりと力を入れるためです。ボルダリングはつま先でホールドと呼ばれる突起物をつかむことで、壁をよじ登ります。
プロのクライマーは、普段はいている靴よりも4cmほど小さいシューズで競技していることもあります。しかし、きつすぎるシューズは足の痛みが出て、ボルダリングの楽しさを邪魔してしまいます。
初心者のうちは普段の靴より1〜2cmほどきつめが目安です。履いてみたら、つま先が少し曲がることと、つま先立ちで5分程度姿勢をキープできることをチェックしましょう。
レンタルシューズは靴下必須!清潔&快適が楽しく始めるコツ
ボルダリングシューズを選ぶときは痛すぎないことが重要ですが、清潔にもこだわりましょう。フィット感を高めるために、素足でシューズを履くクライマーは多いです。
マイシューズの場合はどのように履いても自由ですが、レンタルシューズを使う場合は、衛生面を考えてかならず靴下を履くようにします。ボルダリングはつま先付近に負荷がかかります。靴下には穴が開くことが多いです。
お気に入りの靴下は履いていかないようにしましょう。
はじめてのマイシューズは「スリッパ」か「ベルクロ」
はじめてボルダリングを体験するときは、ジムでレンタルされているシューズで十分です。しかしレンタルには毎回、使用料がかかります。マイシューズを用意すると、ジム通いも気軽になります。
ボルダリングシューズには大きくわけて「スリッパタイプ」「ベルクロタイプ」「シューレースタイプ」といった3つのタイプがあります。
短時間ずつの練習が多い初心者のうちは、脱いだり履いたりを繰り返すことが多いです。着脱のしやすさに注目して「スリッパタイプ」か「ベルクロタイプ」がおすすめです。
タイプ別の特徴をつかもう
「スリッパタイプ」は紐やベルクロが付いていないボルダリングシューズで、シンプルで軽く履きやすいのが特徴です。はじめはきつく感じても、使用しているうちに少しずつ伸びて、足にフィットしていきます。
デメリットとしてかかとをひっかける「ヒールフック」をするときに、靴が脱げやすいことがあげられます。またシューズが伸びてしまってからの調節が効かないため、ゆるくなったらジャストフィットのシューズを買い直す必要があります。
「ベルクロタイプ」のボルダリングシューズは、スリッパタイプのシューズをベースに、マジックテープのベルトが2〜3本ほどついています。
フィット感をもちながら、サイズ調整もできるのが特徴です。着脱がかんたんで、楽しく気軽にはじめたい初心者をはじめ、幅広いクライマーに人気があるタイプです。
「シューレースタイプ」は靴紐でしめあげるタイプのシューズです。自分の足に合わせてフィットさせることができます。使用中に靴紐がほどけたり、紐が邪魔になったりすることもありますが、抜群のフィット感が魅力です。
靴紐になっている分、紐が競技中にほどけたり、着脱が面倒になる点がデメリットですが、靴紐をゆるめられるため、ほかのタイプより履きやすいという人もいます。
初心者はストレートでフラットなタイプを
シューズの先が親指側に向かってカーブした「ターンイン」や、つま先が下を向いている「ダウントゥ」は、上級者向けです。いずれも小さなホールドをつま先でつかみやすくなっています。傾斜がきつい壁を登るときに力が入りやすく適しています。
しかし、初心者のうちにクライミングする垂直壁では、むしろ力がかけにくく、使い方は限定されています。足も痛くなりやすいです。初心者のうちはフラットでストレートなタイプのシューズを選びましょう。
まとめ
ボルダリング初心者は足が痛くならないシューズを選ぼう!
サイズ選びはここがポイント
レンタルシューズは靴下必須!清潔&快適が楽しく始めるコツ
はじめてのマイシューズは「スリッパ」か「ベルクロ」
タイプ別の特徴をつかもう
初心者はストレートでフラットなタイプを