簿記2級は、平均の合格率としては3割ですので数字だけで見るとそれほど難易度の高い資格試験とはいえません。しかし試験問題と合格点などから考えると決して簡単な試験ではないのです。
それでは、 簿記 の 2級 を 独学 で効率的に勉強をする手順についてご紹介します。
簿記の2級を独学で効率的に勉強をする手順とは!
簿記2級を独学でするには
簿記の2級は3人に1人の確率で合格できている試験ですので、しっかりと計画的に勉強すれば合格することができます。
独学で簿記の2級に合格する最短の近道は、一つ一つの内容を着実に覚えていくことが重要です。確実に理解度を深めて中途半端に次へ進まないように勉強をしてください。着実にこつこつと勉強することが結果的として合格への最短のルートとなります。
独学で効率的に勉強をするには
簿記2級を効率的に勉強するには、基本的には参考書をしっかりと理解し問題集を繰り返すというのが第一の方法です。簿記2級の出題される問題傾向は、ほぼ決まっていますので知識を何度も復習して定着させるということが重要です。
効率的な勉強手順としては、独学の場合には上述しましたが次のようなステップで勉強を進めてください。まず基本的な知識を参考書で身につけて、問題集でその内容を繰り返し確認して解き実力を定着させるという方法です。
簿記2級の参考書での勉強のポイントとは
簿記2級では、覚える内容が多いので参考書でしっかりと用語を勉強するということが重要です。例えば参考書では、日商簿記から出されている2級の商業簿記と工業簿記のものであれば効率よく簿記2級に必要な知識を学習できる構成となっています。
要点を参考書はていねいに説明していますので、1度読むだけで理解したような気になります。
しかし参考書の勉強でのポイントとしては、そのように覚えたような気分になることに注意する必要があります。1度読んだだけで全てを覚えることは不可能ですので、何回も繰り返し読み理解して知識を定着させてください。
7割以上参考書の内容を理解できるようになりましたら、実践的な問題集での勉強に移ることが大切です。そして問題を解く時に参考書を辞書的な使用の仕方で活用すると効率的に勉強できます。
簿記2級の問題集の勉強の仕方とは
参考書を3回くらい読んで内容をある程度理解できるようになりましたら、問題集に移ってください。そして簿記2級の知識を問題集を繰り返し勉強することでさらに定着させます。
1問問題を解くのに簿記2級では、かなり時間がかかる問題が多いため実戦形式の勉強の仕方が大切です。特に独学で勉強する場合には、解く時間をかなり意識した勉強方法をしなければ試験の本番で時間が不足する恐れがあります。
問題演習のポイントとは
問題演習についてのポイントは、じっくりと最初は考えて問題を解きます。そして1回目は解答を見ないで、自分でできる限り考えて問題を解くという方法を身につけてください。簿記2級では、じっくりと答えを考えなければ解答できないという問題が特に多いのです。
難易度が高いというわけではないのですが、ていねいに計算などをして答えを導くという問題が出題される傾向があります。ミスをなるべく少なくすることが、簿記2級の資格試験に合格するポイントとなります。
そして1回目の解答が正解でも間違いであっても必ず答えの解説はしっかりと読んで理解してください。独学で問題を攻略するためには、自分の考え方が合っているのかどうかを確認するということが簿記2級では重要な勉強のポイントとなります。
このようなじっくりと解説を読み、その答えを導き出すという手順を覚えてください。そして簿記2級の問題は、最低でも必ず3回は復習することをお勧めします。
このように確実に簿記2級の知識を定着させるために3回から4回以上繰り返して勉強することが合格するポイントです。なかには同じ問題は、出題されないと考えて1回で勉強を終わらせるという方もいます。
しかし何度か復習することは、類似問題などを解くために必ず重要な作業です。回数は、あくまでも目安で理解できていないのであれば何度でも繰り返して勉強してください。
内容によっては10回程度勉強して理解できるということもありますので、苦手分野をつくらないように学習を進めてください。繰り返し復習することで合格ラインに確実に近づくことができます。
まとめ
簿記の2級を独学で効率的に勉強をする手順とは!
簿記2級を独学でするには
独学で効率的に勉強をするには
簿記2級の参考書での勉強のポイントとは
簿記2級の問題集の勉強の仕方とは
問題演習のポイントとは