ダーツとならび、お洒落なスポーツの代表ともいえる「 ビリヤード 」。世界的にも人気のスポーツであり、ビリヤードと呼ぶのは日本くらいで英語圏では「プール(pool)」と言われています。
外国では、1,000万円を超える賞金の大会もある競技人口も多いスポーツです。今回は、ビリヤードの ルール をご紹介いたします。
お洒落スポーツビリヤードのルールを覚えワンランクアップ!
先ずは、ビリヤードの発祥を知ろう!
ビリヤードの発祥には諸説ありますが、一説には紀元前400年頃前にギリシャで行われていたのが1番古い記録とされています。
そのとき行われていたのは、地面にある丸い石を棒で突いたものと言われています。
地面にある石を棒で突くのがスポーツなのかと思うかもしれませんが、それがのちにイギリス人の手によってテーブルの上でボールを突く競技に発展しました。
1番の大きな変化がキューの先につけるタップの発明で、その事によりボールに強い回転を与える事が可能になり、現在のようにボールの変化によってさまざまな技ができるようになりスポーツとして進化したのです。
ビリヤードのゲームの種類は?
ビリヤードのゲームの種類もいくつかありますが、大会等で行われているものは大きくわけて2つ、エイトボールとナインボールになります。
エイトボールは白の手玉と15個の的球を使うゲームです。
8と書いてある8番ボールを境に1~7のローボールと9~15のハイボールにわけ、ローボールかハイボールかを自分の的球に選び順番に落としていきます。
そして、最後に8番ボールを落とした方が勝ちとなります。ナインボールは白の手玉と9個の的球を使うゲームになります。
今はこちらの方が見ていてわかりやすいため、大会等では主流のゲームになっています。
1~9の的球を番号順の落としていき、最後に9番のボールを落とした方が勝ちとなります。
ナインボールの特徴として1番ボールから当てていくのですが、その途中で的球を9番ボールにあてて落としても有効で、そのときは落としたプレイヤーの勝ちとなります。
逆に、エイトボールは8番ボールを途中で落とすと負けになります。
ビリヤードの簡単なルール。
エイトボール、ナインボールともにゲームのスタートの方法はバンキングになります。
バンキングとはお互いが台にならび反対側のレールまでボールを突き、より近くまでボールを戻した方が先行になります。
その後、ラックと言われる正三角形の枠にボールを9個及び15個並べブレイクと呼ばれる最初のショットを打ちます。
ブレイクで的球を落とすことができればそのままゲームを続けることができ、ボールをお落とせないときやファールになったら交替となります。
ファールのルールは、エイトボールは手球が的球に当たらなかった、相手のグループボールにあててしまった場合などいくつかあります。
ナインボールは、手球が最小番号の的球にあたらなかった場合です。
ファールには順番の交替の他に、そのゲームが負けになってしまう時もあります。
ビリヤードについてもっと知ろう!
ビリヤードといえば「ハスラー」。アメリカでは人気スポーツゆえ、映画化もされています。
有名ものとしてはハスラーで、1961年にポール・ニューマンで映画化され、1986年にはトム・クルーズで「ハスラー2」が公開されました。
ビリヤードの大きな魅力は、ショットのバリエーションでしょう。
手球を的球にあてるとき、当然普通にあてられる方が少なく、そのときに使うのがさまざまなショットバリエーションです。
手球をコントロールしたい場合は、通常的球にあてた場所で止めるストップショットの他に、前進回転で手球を前に進めるフォローショット、後進回転で手球を手前に戻すドローショットがあります。
的球が他のボールに隠れあてられないとき、普通はバンクショットといいクッションを利用してショットを使います。
それでもあてにくいとき使うのが、手球を変化させるショットです。
ジャンプショットは、名のとおり手球をジャンプさせ邪魔なボールを乗り越え的球に当てます。
マッセはボールを突くときにキューを立て、上から突いて手玉に強力な回転を掛けて打つショットです。
ボールがUの文字のように凄い変化が掛けられます。その結果、邪魔なボールを避け的球に手球を当てる方法です。
ビリヤードにはさまざまな大会がありプロもいます。
体力も当然必要になりますが、ゴルフのように知識や経験も重要で息が長くできるスポーツです。
これを機会に1度楽しんでみてはいかがですか。
まとめ
お洒落スポーツビリヤードのルールを覚えワンランクアップ!
先ずは、ビリヤードの発祥を知ろう!
ビリヤードのゲームの種類は?
ビリヤードの簡単なルール。
ビリヤードについてもっと知ろう!