ベビースイミング は、赤ちゃんの時から親子で始められる、人気の習い事です。赤ちゃんといっても月齢は いつから OKなのか?
始める前に準備することは?ベビースイミングをするとどんな効果が得られるのかなど、ベビースイミングにまつわる疑問と回答をまとめています。
ベビースイミングはいつから?はじめ時や効果について
ベビースイミングはいつからできる?
ベビースイミングのコースがあるスクールでは、生後半年から通えるところが多いです。生後半年というのは多くの子が首が完全に座り、また腰の座りも安定してきて少しの間ならひとりでおすわりができるようになる月齢です。
実際には「ひとり座りができる」という条件のあるスクールはあまりありませんが、短時間でもひとりで座っていられるようになってからの方が親の負担は少ないです。
おすわりができないうちだと、更衣室での着替えをはじめ、ちょっとした保護者の動作の度に床に寝かせなければいけない可能性が出てきます。
そんなとき、トンとその場にお座りしてもらえるようだと楽さが全然違うでしょう。
最近では生後半年より早く、生後3~4ヶ月から習うことができるスクールも増えてきています。
スクールが表示している目安は月齢かもしれませんが、この場合は月齢より赤ちゃんの首の座り具合を確認しましょう。
ただでさえ陸上とは勝手の違う水の中で首がグラグラする赤ちゃんを抱っこするのはとても危険です。
赤ちゃんの事故や怪我を防ぐためにも、首が完全に座っていないうちはベビースイミングはやめましょう。
いつから始めていい?というはじめ時は、月齢よりも赤ちゃんの発達段階を目安にしてください。
始める前に準備するものは?
ベビースイミングに通う前に必要なものを揃えましょう。
①赤ちゃんとパパやママの水着、スイムキャップ、②水遊び用おむつ、③バスタオル、④水分補給用の飲み物、の4点は必需品です。
①水着とスイムキャップ、水遊び用おむつは、スクールによっては指定のものを着用する場合もあります。
せっかく買ったのに使えなかったということがないように、買う前に確認しておきたいポイントです。
屋内プールとはいえ水の中での運動は冷えが心配なので、赤ちゃんの水着は保温性に優れたお腹や肩が隠れるタイプが望ましいです。
③バスタオルは、フード付きのベビー用が保温効果もあり、なおかつ拭きやすくて便利に使えます。通い慣れないうちは1枚だけでなく予備も多めに持っていきましょう。
大きすぎるバスタオルは荷物もかさばる上に狭い更衣室では使いにくいので、コンパクトで吸水性に優れたものがいいです。
④の飲み物は、母乳の子の場合はまだ母乳以外飲ませていない場合は必要ありません。
離乳食が始まり、日常的に水やお茶で水分補給をしている場合に持っていきましょう。
ベビースイミングの効果
ベビースイミングは、多くの効果を期待できる習い事です。水泳は全身を使うハードな運動なので続けることで子どもの基礎体力が鍛えられます。
基礎体力がついてくると風邪などの病気にかかりにくい強い身体になっていきます。たくさん運動するので睡眠の質も高くなり、規則正しい生活の土台にも繋がるでしょう。
水を怖がらなくなるので毎日のお風呂を嫌がらなくなるかもしれません。
それだけでなく、呼吸できない中で息継ぎのことや次の体の動きまで考えるスイミングは『思考』や『判断』を鍛える前頭葉を刺激するので頭の良くなる習い事とも言われています。
ベビースイミングでは顔を水につけるまではしませんが、ベビースイミングをしているとその次のスイミングにステップアップしやすいですね。
ベビースイミングで気をつけたいこと
このようにたくさんのメリットや嬉しい効果が期待できるベビースイミングですが、気をつけたいことともあります。それは感染症にかかるリスクが高いということです。
結膜炎や咽頭結膜熱(プール熱)などの感染症がスイミングスクールでは一気に広がる傾向にあります。
プールの中だけでなく更衣室やホールなども湿気が高く、ウイルスや細菌に感染する恐れがあります。
ベビースイミングは同年代の友達もでき、習い事デビューにもぴったりです。ぜひ親子で参加して楽しい思い出をたくさん作ってください。
まとめ
ベビースイミングはいつから?はじめ時や効果について
ベビースイミングはいつからできる?
始める前に準備するものは?
ベビースイミングの効果
ベビースイミングで気をつけたいこと