発表会やハロウィンの仮装などでバレエの衣装を用意するとき、手作りでと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。子どもの衣装などはとくに気持ちのこもった手作りをと考える方も多いと思います。
バレエ の 衣装 の準備の方法や、手作り衣装の 作り方 について、まとめました。
バレエ衣装はどう揃える?手作りする場合の衣装の作り方は?
バレエの衣装はどうやって準備する?
バレエの発表会などで着る衣装をどのように準備するかは、通っている教室の方針や通っている方の立場や年齢、出場する舞台の性質などによって大分異なります。
バレエの衣装の準備の方法は、大きくわけてオーダーメイド、レンタル、手作りの3種類にわけられます。
子どものバレエ教室の場合は、親が手作りで衣装を仕上げるよう言われるところもあります。
逆に、教室を介してオーダーメイドの衣装を購入しなければならないようなところもあります。
もちろん、舞台全体の衣装を教室単位でレンタルして揃えるといった教室もあります。まずは通っている教室で衣装をどうしているか先生に尋ねてみましょう。
バレエ衣装の基本的な作り方
本格的なバレエ衣装の作り方は、他の洋服作りと同じです。型紙をおこして生地を裁断し、身頃とチュチュスカートを別々に作って縫い合わせます。
型紙をおこすのが難しい場合、バレエ衣装の作り方の本には型紙が付録でついてくるものがありますので、そういったものを活用するといいです。普段から型紙から洋服作りをしている方であればバレエ衣装といっても身頃の部分はそれほど難しくは感じないでしょう。
作り手の技術やセンスが必要になるのは、華やかに広がるスカート部分です。バレエの衣装にはさまざまな種類があります。
バレエの衣装と聞いてすぐに思い浮かぶのは、スカートの裾が大きく横に広がった段重ねのチュチュ(クラシック・チュチュ)ではないでしょうか。
バレエの衣装の代表格で、スカート丈の長さや形状により、オペラ・チュチュやロマンティック・チュチュなど細かく種類があります。
もちろん技術がある方ならチュチュを手作りしてしまうのでしょうが、特徴的なスカートの形状を作るのは簡単ではありません。
身頃やスカート部分に刺繍など華やかな飾りがあるものが一般的なので、刺繍なども上手くないとなかなか出来栄えのいいものを完成させるのは大変です。
初心者にもできる、手作りバレエ衣装の作り方
子どもの発表会での衣装などは、教室での指示がない場合練習用の無地のレオタードにチュールやビーズなどのデコレーションをして作る、「半分手作り」の方法をとっている方も多いです。
市販のレオタードを利用するほか、衣装の土台(身頃部分)製作をプロに依頼する方法もあります。
たとえば、型紙起こしから身頃の作製までをプロに頼み、デコレーションのみ自分でやるという方法です。
洋裁店の中には、「型紙起こしから裁断まで」、「ロックがけまで」など、お願いしたところまでをやってくれるような、「手作り衣装のお手伝い」をしてくれるお店もあります。
ゼロから作り出すのは難しくても、子どもと素材を選びながら衣装の飾り付けだけをするような作り方も選択肢のひとつですね。
ただし、近年発表会やコンクールなどの衣装は華やかで豪華なものを着る方が多くなっています。
クラシックバレエは衣装の美しさも大切な要素なので、出番の多い役だったり大事なコンクールにはオーダーメイドの衣装で臨む方が増えている傾向にあることは知っておきましょう。
ここぞというときには、費用を惜しまずオーダーメイドの衣装をあつらえることも必要かもしれません。
使用する生地の特徴
バレエ衣装の作り方は本格的なものから市販のレオタードを活用する方法までさまざまですが、使用する材料は基本的に同じです。
メインになる生地ですが、サテン、チュール、シフォンなどの素材を扱うことになります。サテンはほつれやすく、すべりやすい。チュールはミシンで縫うとほどきにくい、シフォンは薄くて縫いにくい、布のひきつれがおきやすいなど、いずれも扱いにくい繊細な生地です。
普通の洋裁ではあまり使われない生地ですので、慣れるまでは大変かもしれません。
だだ、これらの生地自体は高級なものではないので、市販のレオタードを自分でデコレーションするなど、衣装の作り方次第では衣装の費用をかなり節約できます。
手作りのバレエ衣装は、お子さんにとって嬉しいものです。ゼロから全て作るのが大変でも、市販のレオタードを活用したり、衣装の土台作りをプロに依頼するなどの作り方もあります。この方法ならお子さんと一緒に楽しく作れそうですね。
まとめ
バレエ衣装はどう揃える?手作りする場合の衣装の作り方は?
バレエの衣装はどうやって準備する?
バレエ衣装の基本的な作り方
初心者にもできる、手作りバレエ衣装の作り方
使用する生地の特徴