バイオリン 用の 弓 はおおきく 値段 にさがあります。実は、バイオリンと弓は、相性というものが重要です。もしバイオリンの弓を購入する場合には、ご自分のバイオリンを必ず持参して試奏する必要があります。そして互いの相性を必ずみてください。
今回は、バイオリンの弓の選び方についてお伝え致します。
バイオリン 弓の値段 ~音の違いと弓の選び方~
バイオリンの弓を購入する時のポイントとは
一般的に新しいバイオリンであれば新しい弓が合うといわれています。
バイオリンの作成された年代と弓を作った年代が近いものが音にとっては良い結果となることが多いのです。
上述しましたが、弓とバイオリンとの相性というものを確かめて購入することが重要です。
そのためバイオリンと弓をセットとして買う時にはバイオリンを先に決めてからそのバイオリンに合った弓を選んでください。
先に弓を購入するとその弓に合ったバイオリンを探す必要が出てきてしまい難易度が高くなります。
バイオリンを先に購入すれば何本かある弓の中で試奏して合うものを選ぶことができます。
バイオリンの弓の持ち手の部分では
持つ部分が木の弓の方が比較的よいでしょう。カーボンの弓というものがありますが、すべてがカーボンの場合は基本的に音が劣るようです。
またカーボンを使用している弓でインナーカーボンという木の弓に負けないようなよい品質のものもあります。
カーボンが芯に入っており木でその周りをおおっているものです。見た目には木のように見えます。
バイオリンの弓の毛の種類と値段とは
子どもや普段の練習用には、スタンダードタイプのモンゴル産の弓がおすすめです。
モンゴル産の一般的な馬毛で、引き心地もしっかりとしており松脂の付きもよいのが特徴となっています。値段は、6,000円程度です。
デラックスと呼ばれるモンゴル産の弓は、毛の長さに違いがあります。先細りしている毛先の部分は使用していませんのでスタンダードの毛よりも長くなっています。
先弓から元弓までがほぼ均一な太さに張っています。弦へのあたりのよさはアップボウで違いを確認することができます。9,000円程度です。
またスペシャルと言われるものは、外モンゴル産のものです。
モンゴルには中国領の内モンゴルとモンゴル国という外モンゴルがあります。馬毛でも外モンゴル産のものは、より太く一本一本の毛がしっかりとしています。
さらに洗浄や選別の仕方もグレードが高くなります。弦への先弓での吸い付き感や引き心地の滑らかさがまったく違っています。11,000円程度です。
バイオリンの弓の値段では
初心者の場合は、通信販売などで3,000円くらいから購入することができます。
もし5万円から50万円クラスのバイオリンを持っているという方の場合には、弓の予算としては高くてもバイオリンの値段と同程度のものを探すといいでしょう。
10万円程度のインナーカーボン製の弓が一番おすすめです。しかし最初に持つ弓の場合はもっと安価で十分です。
木の弓の場合は、10万円ほどで良いものを購入することができます。
弓を購入する場合の注意点とは
純粋なカーボンだけでできている弓は、あまりおすすめできません。カーボンだけの場合には、右手の動きが固くなることがあり妙な反発感を感じます。
また音が固くなるので、木の弓をまずは購入することをおすすめします。
また毛替えをすると演奏が、良くなり変わるということがあります。
弓の毛が張られ松脂が付いているのであれば、音はとりあえず出ますが毛の表面は弦を擦ることによってどうしても削れてしまいます。
そして引っ掛かりがだんだん少なくなりますので、音が出ている場合は大丈夫というものではないのです。
音の出方が悪くなった場合には、一度弓の張り替えなども考慮してください。
バイオリンの弓は、バイオリン本体と相性の良いものを選び値段としては、本体と同程度までということで判断してください。
しかし初心者の場合には、もっと安い物でも十分です。
そして弓は、徐々に弾力が毛を張って弾くために失われます。そのために弾きづらい弓に気づかない間に変わるということがあります。
弓の張り替えのチェックも忘れないようにしてください。
まとめ
バイオリン 弓の値段 ~音の違いと弓の選び方~
バイオリンの弓を購入する時のポイントとは
バイオリンの弓の持ち手の部分では
バイオリンの弓の毛の種類と値段とは
バイオリンの弓の値段では
弓を購入する場合の注意点とは