優雅に踊るバレエの世界。美しい踊り子の姿に憧れてバレエを始める子供たちのまなざしは真剣そのものです。夢をふくらませて バレエ をスタートするとき、踊りの軸となる足元を支える シューズ 選びは大変重要なポイントとなります。
美しい踊り子になろう!バレエシューズの選び方
総合芸術であるバレエを身近に
バレエというと有名なフランスの画家、エドガー・ドガが描く踊り子の絵を想像する人は多いのではないでしょうか。白いタイツに白いチュチュ、そしてトゥシューズという踊り子たちの姿は今も昔も変わらず愛されています。
バレエは音楽、照明、小道具や衣装といったすべてのものが合わさってできる歴史ある総合芸術です。芸術、歴史というと敷居が高く近寄りがたいですが、今やバレエは門戸を広げています。
さまざまな年代の人がそれぞれの目的や楽しみ方に合わせたレッスンが受けられるようになってきました。
子供も大人もそれぞれに楽しめるバレエ
子供の習い事を考えるとき、女の子ならば一度は頭に浮かぶのがバレエかもしれません。お友達の発表会をみに行きバレエの世界に一瞬にして虜になる子供もいれば、親の影響でなんとなくバレエを始める子供もいるでしょう。
きっかけはなんであれバレエは身体にも心にもいい影響を与えてくれます。体幹が鍛えられ姿勢がよくなる、忍耐力や表現力がつく、日常の仕草が美しくなるといった効果がよくあげられます。
鏡の中の自分の姿とじっくり向き合うことは普段の生活の中ではなかなかありません。レッスンの間だけでも自分を再確認するいい時間となります。
衣装やシューズといった外見の可愛いイメージからレッスンを始める子供でも、先生方の厳しいレッスンの中から学ぶものがたくさんあるでしょう。可愛い衣装をまといプリンセスになれたような満足感を味わえるのも子供たちの経験としては特別なものです。
大人になってからバレエを始める人も増えています。子供の頃の憧れを忘れられず始めたり、エアロビクスやヨガと同じ感覚でエクササイズの一つとして始める人も多いです。
レッスンを受ける場所も気軽に始められるスポーツクラブやカルチャーセンターから、個人のバレエ教室や各バレエ団が設けているオープンクラスまでさまざまなレベルのものがあります。それぞれの目的にあったレッスンでバレエを堪能しましょう。
基本のバレエシューズ選び
バレエの基本スタイルはレオタードにバレエタイツ、そしてシューズです。中でも重要なのは踊りの軸ともなる足元、シューズの部分です。トゥシューズに憧れてバレエを始める人が多いですが、実際のレッスンはバレエシューズからスタートします。
まず大事なのはバレエシューズでレッスンをこなせるようになることです。バレエシューズにもいろんな種類のものがあります。素材もキャンバスやレザー、ストレッチタイプなどさまざまです。
柔らかい素材で足なじみのいいもの、レザーを使用して負担がかかりやすい足先の耐久性をアップさせたものなどさまざまです。最近では洗っても縮みにくく清潔さをキープできるウォッシャブルバレエシューズなども登場しています。
バレエといって想像する光沢のあるサテン素材のシューズは普段のレッスンでは履きません。発表会やステージ向けなのです。初めてバレエを始めるときはバレエ経験者にアドバイスをもらうのが一番です。
もし身近にいなければ、バレエグッズの専門店に行けばアドバイザーの方がその人にあったシューズを選んでくれます。実際にいろんな素材のシューズを試し履きして自分にあった一足をみつけましょう。
いよいよ憧れのトゥシューズ
バレエシューズからスタートしたバレエ。トゥシューズを履けるようになるのはいつでしょう。成長には個人差がありますから人によって違いますが、レッスンの時間や技術、身体の条件などが揃ったことで総合的にみて先生が判断することが多いようです。
子供の場合は医学的なことも踏まえ10歳前後でトゥシューズを開始するお教室が多いといいます。大人になってバレエを始めた人は身体的にも技術的にもなかなかむずかしいため、基本的にはトゥシューズは履かないことが多いです。
無理すると身体を痛めてしまいます。しかしながら筋力や柔軟性など全ての要素をクリアしてトゥシューズで立てる可能性はあります。トゥシューズは高いハードルですが、じっくり時間をかけて根気よく続けてみましょう。
トゥシューズもバレエシューズ同様さまざまな種類があります。足の形や甲のアーチ、骨格にあったものを選ぶことが美しく踊ることにつながります。タイツをはいてトゥパッドをいれた状態でジャストフィットするトゥシューズがベストです。
ふっくらした足幅の日本人の足型に合いやすいもの、逆に幅が狭くて細長い足型のものなど選択肢が多いなか自分に合ったものを見つけるのは一苦労ですが、トゥシューズは消耗品です。いろんな種類にチャレンジしたり、アドバイザーの意見を取り入れるなどしてベストのシューズをみつけましょう。
まとめ
美しい踊り子になろう!バレエシューズの選び方
総合芸術であるバレエを身近に
子供も大人もそれぞれに楽しめるバレエ
基本のバレエシューズ選び
いよいよ憧れのトゥシューズ